

Tomorrow 明日 (1988年)
井上光晴原作の長崎の原爆の話。内容を殆ど憶えていないのだが、この映画の題名を聞くと、なんというか、胸の底をかきむしられるような、虚しい、イヤな感じがくる。「人間は父や母のように霧のごとくに消されてしまっていいのだろうか」とポスターにあるが、原爆が投下されるその瞬間まで、霧の...


ツィゴイネルワイゼン(1980年)
ツィゴイネルワイゼン(1980年) これは学生の頃、銀座の並木座で見た。確か「書を捨てよ町に出よう」と2本立てだったと思う。だから2つの映画の記憶がゴッチャになっているかも。(賽の河原のシーンは「書を捨てよ・・」の方だったか)記憶といっても、「ツィゴイネルワイゼン」の方は、...


パトリオット(2000年)
パトリオット(2000年) タネアカシあり 曖昧な記憶で書きますが、アメリカ独立戦争を戦ったある男の話。現代の映画だから(といっても、もうふた昔も前か)、たんなる「愛国者」ではなく、英国軍に家族を殺され復讐の鬼と化す父親のストーリーとして描かれている。この人が歴史上、有名...


ジョンQ 最後の決断 (2002年)
ジョンQ 最後の決断 (2002年) タネアカシあり ある日突然、自分の息子が心臓の奇病にかかっていると知らされ、移植手術をしなければ死ぬと宣告される。移植には莫大な金がかかり、組合で入っている保険ではとうていカバーできない。家財を売り払っても手術費用は工面できず、妻から...


リーサルウェポン(1987年)
リーサルウェポン(1987年) 考えてみるとこのリーサルウェポンも「ベトナム帰還兵もの」なんですな。「ディアハンター」(1978年)「地獄の黙示録」(1979年)から「ランボー」(1982年)を経て、1987年にはベトナム帰還兵を完全エンタメ化してしまうアメリカはある意味す...


パッション(2004年)
パッション(2004年) キリストが処刑されるまでの12時間を描いた宗教映画。最後に一応、復活もする。完全にスジを明かしているが、世界で最も有名なストーリーの一つだから別に構わないだろう(笑) イエスキリストの磷付をここまでリアルに描いた映画は他にないのではないか。目を背け...


創作ポスター「キリストのヨルカに召された猫~ノラスの物語」
創作ポスター。題名は、ドストエフスキーの異様な童話「キリストのヨルカに召された少年」から借用。


ウォーターボーイ(1998年)
アダム・サンドラーの出世作。大学のアメフト部でウォーターボーイをやっているボビー(アダム・サンドラー)は強烈なマザコン。夫に逃げられ世を捨てた母親からは「女は悪魔である」と常に教え込まれている。 このボビー、思わぬ事からアメフトの才能が開花(マザコンの鬱屈したエネルギーが強...







