

前の皇后陛下がご逝去、ブラックピンクのコンサートとバッテイング・・・(テレビ日記10月から)
2025年10月24日(土) タイの前の皇后陛下が亡くなった。享年93。合掌。 これまで、様々、流言蜚語が飛び交っていたが、大手メディアが報じているので、これは確報。不敬罪やコンピューター法に問われる可能性があるから、王室関係者の訃報は滅多ことでは打てないのである。王室事務局の発表があったのだろう。 今でも誕生日が「母の日」として祝われている方だから、相当程度、自粛期間があるのではないか? 追記 喪服期間は前国王と同じ1年間。今日、おそらく、国民の休日となるのではないか?土曜日だから、会社は、休みのところは多いだろうが、エンターテイメント関係も閉めることになるのではないか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ https://www.matichon.co.th/local/crime/news_5426136 まじか。警察監査委員会が、 オンラインギャンブルサイトからの金銭受領に関連して、元警察庁長官(タイ語の直訳では国家警察司令官)と多数の警察官僚が規律違反を犯したと決定を下した。 この元警察トップと200人余りの警察官には、一応、反論の


「メコンの火の玉」の盛況ぶりに今年も脱力・・・
https://www.thairath.co.th/news/local/2887697 上のタイラット記事によると、今年のメコンファイヤーボール、235回、打ち上がったそうだ。首相が行かなかったのは救いだが(昨年はペートンターン首相が開会式?の主賓だった)、ここまで大掛...


【再掲】2025年2月1日タイ統一地方選に見る政党と有権者の「阿吽の呼吸」
せ 2025年2月1日、今日は、タイの「地方統一選」の日。県行政機構委員長と県行政機構委員が選出される。県行政機構とは、地方自治を代表する民選の行政委員会で、公共事業の予算配分に権限を持つ。一方で、内務省が任命する県知事がおり、こちらは公務員を統率して、県行政機構が決定した方針を実行に移すのが役割のようである。 この他にも県議会があるのだから、県行政機構は、行政機関のはずだ。法律でも、同機関は「県最大の(権威を持つ?)行政機関」と定められているが、一方で、公務員を統率して政策を実現するのは国から派遣された県知事なのだから、どう見ても二重行政のように思われる。つまり、県知事は、地方自治に国がグリップを効かせるための歯止めの役割をしているようだ。 法律を読んでもよくわからないので、パンティップというタイ最大の掲示板サイトをのぞいてみたが、ちゃんと理解しているタイ人はいないようで、例えば、こんなことを皮肉っぽく書いて、二つの役職の役割分担を尋ねる問いに、お茶を濁していた。 これが違い・・・ 県行政機構委員長ー金で票を買う 県知事ー金でポジシ


【再掲】今月の表紙・・・タイ東北部のオバケ文化を深掘りする(サラカディー誌2023年8月号)
https://www.sarakadee.com ※2023年9月26日にアジア日誌に投稿投稿 <タイのピー文化を深掘りする> タイの文化、芸能、芸術、政治、環境、社会問題などなど、幅広いテーマを取り上げて、ハイクオリティな写真と共に深掘りしてくれる月刊誌、 サラカデディー誌 。今回のテーマは、タイ東北部の精霊(ピー)信仰である。「信仰」と言えば聞こえがいいが、オバケ、妖怪、魔物の類の、イサーン人の精神の基層を支配する混沌、迷信的なものへの依存と恐怖を、マニアックだが真面目な視点で解説してくれている。 私などは、この特集のおかげて、ピーカ、ピーポープ、ピーパオ、ピーポーン、ピーコンコーイなどなど、水木しげる張りに個性豊かなタイの妖怪世界に少しだけ触れることができた。上に挙げたのは、イサーン(タイ東北地方)南部に伝わる妖怪だが、ざっと紹介しておくと・・・ <ピーカ> 女性の体に憑依して浮気者にさせる妖怪。このピーに取り憑かれると、女性は昼間は家に引きこもるようになり、肌は黄ばんで器量が落ちるが、夜になると美しい女性に変貌して着飾って外出し、


【再掲】日本保守党代表・百田尚樹の「子宮摘出発言」をタイの新聞が報道!
百田尚樹保守党代表 ※以下、昨年(2024年)11月17日に投稿したものを再掲。今年7月の参院選で日本保守党は2議席を獲得し、百田尚樹も参議院議員になった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ タイの朝日新聞「マティチョン紙」が百田尚樹の女性蔑視発言についてやっと報道した。タイでは初めてだと思う。ちなみに系列紙「カオソット紙」も報じているが、同じ内容だと思うので、こちらはチェックしていない。記事のアドレスは以下。 https://www.matichon.co.th/foreign/news_4900291 一昨日の記事。発言があったのが11月8日、謝罪が10日だから、海外の記事としてはかなり遅い方だろう。百田を一貫して批判している飯山あかりによれば、これまでに20カ国以上が、この発言を記事にしていいる。 以下はAI(ChatGPT)による直訳。一切手直ししていない。 ◇激しい批判を浴びた日本の政治家、25歳以上の女性の結婚禁止・子宮摘出を提案 日本の政治家が、25歳以上の女性の結婚を禁止し、30歳を超えて子供を


今年も「メコンの火の玉」は打ち上がり、人々は熱狂する・・・?、ん、だろうな(ため息)
上は、昨年のメコンの火の玉行事に関するニュース。Amarin TVから。ペートンターン前首相が出席して大々的に、行事の開催を告げていた。火の玉現象を「タイのソフトパワー」として海外に売り出すのだそうだ。 「メコンの火の玉」とは、毎年、雨安居明けの日に、メコン川から火の玉が打ち上がる「怪奇現象」のことだが、自然を相手にしながら、毎年同じ日に行事化されていることが既におかしい。この、自然現象ならぬ「超自然現象」が、ある種の勘違いをきっかけとして、地方観光の目玉とされたことは、以前の投稿で説明しておいた。 ※「タイ的な、あまりにタイ的なメコンの火の玉の真相」 https://plaadipbkk.wixsite.com/plaadipbkk/single-post/mekong-fire-ball 外国から来た余所者としては、何事も深く突っ込まず、表層にパクチーをふりかけて楽しむタイ人気質を、珍しげに眺めているだけでよいのだが、火の玉のカラクリを暴いて左遷されたテレビ関係者や、この問題を追求し続けて、こっぴどく誹謗中傷を受けている反トンデモ系ユーチュー


【再掲】イサーンの集団埋葬地〜「パーチャー (埋葬の森)」
タイ村落部の集団埋葬地「パーチャー」 「埋葬の森」とでも訳すのか。タイ語で ป่าช้า パーチャー。寺の焼き場での火葬が一般化する前、亡骸が埋められていた森のことだ。私の奥さんの話だと、彼女の子供の頃、50年ほど前までは、この森に亡骸を運んで埋めていた。一種の集団埋葬であり、墓標で死者を明示するわけでもなく、埋葬すれば、その後、訪れることもなかったという。日本人の感覚からすると信じがたいことだろうが、生粋のタイ人は祖霊信仰を強く持たないから、そうであったとしても、不思議はない。 タイの葬儀については、火葬した後に、海や川に散骨するローイアンカーンがよく言われるが、奥さんの実家であるこのイサンの村ではそういうことはしない。お骨を骨壷に入れて、お寺か自宅に保管するだけである。しかし、そうするようになったのも、比較的最近のことのようだ。(パーチャーは埋葬地であると共に、そこで遺体を焼くこともあったようだから、火葬して遺骨を寺に預ける習慣は以前からあったのかもしれない) この森は、村から街道に出てすぐの所にある。パーチャーという言葉は知っていたが、こん


【再掲】軍事クーデタがミャンマー国境の犯罪地帯化に拍車。(USIP報告書)
Shwe Kokko Yatai Ciryのカジノ ※2021年4月26日に投稿した記事を再掲する。 同年4月21日付で発表されたUS Institute for Peace (USIP) のリポート抄訳。この報告書は、軍事クーデター後の混乱が、少数民族ゲリラと中国マフィアの結託を容易にし、ミャンマー国境地帯での違法ビジネス(違法カジノ、オンラインギャンブル、コールセンター詐欺)が制御不能になることを予見していた。 報告書では、仏教徒カレン族の支配地域にある大カジノ特区が主に取り上げられているが、同地域では、10月27日作戦以降、中国政府を刺激しないために、ターゲットを中国人以外にシフトする動きがあるのだという。事実だとすれば、国境での違法ビジネスは、東南アジア各国にとって依然として脅威であり続けることになる。 以下、USIP の報告書。 ~経済と政府の崩壊がミャンマー国境の犯罪集団に新しいチャンスを与えている~ ミャンマーがまた、国際的犯罪集団を引きつける強烈な磁場を持ち始めた。経済は崩壊、法秩序は失われ、混乱が拡大して、合法的なビジネスは殆ど






