ジョンQ 最後の決断 (2002年) somsak77772019年10月3日読了時間: 1分ジョンQ 最後の決断 (2002年) タネアカシありある日突然、自分の息子が心臓の奇病にかかっていると知らされ、移植手術をしなければ死ぬと宣告される。移植には莫大な金がかかり、組合で入っている保険ではとうていカバーできない。家財を売り払っても手術費用は工面できず、妻からは「父親ならなんとかして」と詰られ、逆上した男は、ジョンQと名乗って病院を占拠する。人質の命と引き換えに、息子の心臓移植手術を要求するのである。これは、殆どの親、とくに男親が抱いている潜在的悪夢ではないか。この世は不平等で、命に値段があることは明らかなのに、親には子供への絶対的献身、子供のために「あらゆる手段を尽くす」ことが当たり前と見なされるのである。子供を救いたくない親はいないだろうが、その社会倫理を突き詰めて行けば「結局、こうせざるをえないではないか!」と妙に得心がいった映画だった。しかし批評家には受けないだろうな、この映画(笑)憑かれたように行動する男を演じさせたら、デンゼル・ワシントンは本当にうまい。ロバート・デュバルを始め助演陣も豪華である。9/10ではでは
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