不定期テレビ日記(2025年8月)②〜カンボジアの戦死者3,000人!? 摘発される覚醒剤寺など
- somsak7777
- 9月1日
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※写真は須弥山を模したタイの火葬場。須弥山(メル山、スメル山。タイ語でメーン)はヒンドゥー神話の世界の中心であり、山頂から天国へ続く。今月、親戚の葬式があったので撮影。
2025年8月11日(日)
カンボジア側の戦死者は3000人を超える?タイの第二軍管区司令官の発言。驚くべき数字だが、空軍力の差(カンボジアの防空能力はゼロと言っていいと思う。100対0くらいの感じ)からして、あり得ない数字ではない。不明者を加えれば6000人という数字も出てきていたが、今回は、実戦部隊を管轄する軍管区のトップの発言なので重みが違う。フンセンは、絶対にこれを国民に知られたくないだろう。もしこの数字が本当なら、フンセンが「夜も眠れない」のも理解できる。なにせカンボジア政府は、戦死者は「5人」と発表してから死者数を更新していないのである。
以前にも指摘したが、戦死者数の暴露が、フンセンにとって一番、痛いところを突くプロパガンダだと思う。防空能力が皆無なのに、大量の兵士を国境沿いに動員することは、自国の兵隊を死地に赴かせるのと同じことだろう。だから、タイの第二軍管区司令官も「彼の国の兵隊にはまことに気の毒だったが、彼らは、自国の最高司令官の命令で動員されたのです」とインタビューに答えている。
カンボジアのプレスが、英字新聞を含めてフンセン一族の軍門に降っている様子なので、比較的報道の自由があるタイのマスコミやネットが、フンセンの嘘をどんどん暴露すべきだ。それが、畢竟、カンボジア国民のためにもなると思う。
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「村人からの通報でサムイ島の寺を捜索、覚醒剤検査で坊主二人が陽性」
(カオソット紙英語版から)

Police and Buddhist affairs officials inspected Wat Santiwarararam in Surat Thani's Taling Ngam, Koh Samui, following complaints about teenagers gathering at the temple and suspected monk involvement with drugs.
薬物中毒者が薬を抜くために出家するケースなども多いのだから、本人の意思が弱いと当然こうなる。
あるいは、このケースの場合、半ば、確信犯で出家しても薬を続けていたのかもしれない。村人の通報で手入れがあったということは、かなり大っぴらにやっていたのだろう。降って湧いたような僧としての特権意識と、寺にいて世間から遮断されている安心感が、かえって薬物使用のハードルは低くしている可能性さえあると思う。
別のケースだが、やはり薬物使用で捕まった僧侶が、「やることがないから覚醒剤に手を出した」と証言している。確かに、あんまり、やることはないだろうなあ(笑)「小人閑居して不全をなす」という諺にもある。宗教的発心を伴わずに凡人が出家することに無理があるのだ。ところが、タイには、猫も杓子も出家する社会的習慣がある。ここにタイ仏教の根本的矛盾があるように思う。
2025年8月12日(火)
今日は、タイの「母の日」。前の王妃(ラマ9世の奥様)の誕生日だが、現国王が即位してからも、この日は、変わりなく祭事として祝われている。自分の家にも、義理の妹夫婦と娘が来て、義母と少し話して写真を撮っていった。
亡命中のカンボジアの反体制派リーダーが、下の写真をアップしていた。

Sam Ransy の公式ホームページから。フンセンに、「軍の戦死者と民間人の死傷者について数字を明らかにすべき」と要求している。カンボジア軍の戦死者数は彼の国で最大のタブーになっているようで、軍の士気の低下を指摘した有名ユーチューバーが官職を解かれ(この人は野党側の人気インフルエンサーだったが政府側に寝返っていた)、戦死者の多さを批判した女性実業家&YouTuberが先日、逮捕されている。(いずれも女性である。こういう時、女性の方が、独裁者に対して勇敢になれるのかもしれない。)
カンボジア国境を管轄するタイ軍の軍管区司令官が「カンボジア側の戦死者は3000人を超えるだろう」と先日発言している。軍が公開したドローン映像を見ると、ほとんどフリーハンドで、カンボジア側の陣地を爆撃しているし、この他にもF16とグリペンによる空襲が何度もあつたから、あり得ない数字ではないだろう。
パトロール中のタイ軍兵士が地雷を踏んで負傷するケースも5件目となり、カンボジア側のオタワ条約違反が明白になりつつある。カンボジア政府は、エモーションに訴える、虚実とりまぜた政治宣伝によって国際世論戦で攻勢をかけているが、比較的堅実で、証拠を提示するタイ側の主張が、少しづつ国際社会の理解を得ていくのではないか。
2025年8月14日(木)
Do they want to remove their most important achievement from the history of Myanmar, by removing the statue of Gen. Aung San? They are throwing the baby out with the bathwater.
”Analysts say the junta is seeking to erode public reverence for Daw Aung San Suu Kyi by removing statues of her father ahead of its rigged election.”
Read more: https://bit.ly/4mzczjs
2025年8月16日(土)

※ตอนนี้ในประเทศไทย การละเมิดวินัยของพระสงฆ์ (โดยเฉพาะเรื่องการประพฤติผิดทางกาม) กำลังเป็นปัญหาใหญ่ ดังนั้นผมจึงขอแนะนำแนวคิดของนิกายหนึ่งในพุทธศาสนาญี่ปุ่นที่อนุญาตให้พระสงฆ์มีครอบครัว สำหรับคนไทยอาจรู้สึกขัดกับความเข้าใจนั้นในพุทธศาสนา จึงแนะนำให้อ่านเฉพาะผู้ที่สนใจเท่านั้น
ทัศนะของนิกายโจโดชินชู (浄土真宗) ต่อการที่พระสงฆ์มีครอบครัว
นิกายโจโดชินชู (浄土真宗) เป็นหนึ่งในนิกายหลักของพุทธศาสนาในญี่ปุ่น ก่อตั้งโดยพระชินรัน (親鸞聖人) ซึ่งสืบทอดแนวทางแห่งพระอมิตาภะ (阿弥陀仏) และมีคำสอนที่แตกต่างจากนิกายเถรวาทและนิกายอื่น ๆ ของมหายาน
พระชินรัน (親鸞聖人) ท่านกล่าวไว้ว่า "แม้แต่คนดียังได้ไปสุคติ แล้วคนชั่วเล่า จะไม่ยิ่งได้ไปหรือ?" ความหมายก็คือ: "แม้คนดีจะมีหนทางไปสุคติ แต่คนชั่วต่างหากที่เป็นผู้มีสิทธิ์แท้จริง เพราะเขาไม่มีสิ่งใดยึดเหนี่ยว นอกจากพระมหาปณิธานของพระอมิตาภะ (阿弥陀仏)"
นี่คือหลักคำสอนที่เรียกว่า "คนชั่วเป็นผู้มีโอกาสแท้จริง" (悪人正機) ซึ่งเป็นหัวใจของความเชื่อในพระอมิตาภะ — พระมหาปณิธานมีขึ้นก็เพื่อช่วยเหลือผู้ที่หมดหนทางพึ่งตนเองโดยสิ้นเชิง และจากแนวคิดนี้เอง นิกายโจโดชินชู (浄土真宗) จึงเป็นนิกายแรกที่ยอมให้พระสงฆ์มีครอบครัวและมีภรรยาได้ เพราะถือว่าการบวชมิใช่การแสวงหาความดีด้วยตนเอง แต่คือการดำรงชีวิตภายใต้พระมหาปณิธานของพระอมิตาภะ การมีครอบครัวจึงไม่ขัดต่อทางแห่งการหลุดพ้นแต่อย่างใด
อีกประการหนึ่ง พระชินรัน (親鸞聖人) เองก็ถือได้ว่าเป็นพระรูปแรกในญี่ปุ่นที่สมรสอย่างเปิดเผย ท่านได้แต่งงานกับนางเอชิน-นี (恵信尼) และมีบุตรธิดาไว้สืบตระกูล ท่านอธิบายว่า ตนเองเป็น "ไม่ใช่พระ ไม่ใช่ฆราวาส" (非僧非俗) เพราะหนทางหลุดพ้นไม่ได้อยู่ที่การรักษาศีลหรือการบวช แต่ขึ้นอยู่กับพระมหาปณิธานของพระอมิตาภะเพียงอย่างเดียว ดังนั้นการมีครอบครัวจึงไม่ขัดขวางการไปสุคติแต่อย่างใด
แหล่งอ้างอิง เช่น
『教行信証』 โดยพระชินรัน
『歎異抄』 โดยโยวะเน็น (唯円) ศิษย์เอกของพระชินรัน
石田瑞麿 『親鸞』 岩波新書
本願寺出版社 『浄土真宗の教章』
จัดทำร่วมกับ ChatGPT
2025年8月17日(日)
改革派医師の集まり「田舎医師の会」の主要メンバー、スパット医師が、公職から追われるというニュース。コロナ流行期の薬の購入で、保健省の手続きに従わなかったことが、懲戒の対象になったらしい。また、人事は発効してしおらず、様々な方面から、抗議の声が上がっている。
これは由々しき事態だと思う。もっとも、タイの官僚制度はこういう反動的な側面だけではなく、「30バーツ医療」や「保健ボランティア」を作り出したのも、優秀で先見性のある官僚なのだが・・・
タイ貢献党の前身であるタイ愛国党が選挙で大躍進したのは、「30バーツ医療制度」のおかげだし、この制度を提案し、推進したのは、 Spat 医師が所属する「田舎医者の会」なのだから、今、連立与党の中心にいるタイ貢献党は「恩知らず」なことをしていると言えないか?
※「田舎医師の会」フェイスブック公式より。FCの自動翻訳。
Prominent Rural Doctor Faces Dismissal Over COVID-19 Procurement Dispute
Dr. Supat (Jook), a distinguished physician from Chulalongkorn University’s Faculty of Medicine, Class 44 (MDCU 44), and a master’s graduate from Belgium’s ITM program (2011–2012), is now at risk of being dismissed from government service. Known for his academic excellence and leadership in both institutions, he is accused of violating procurement rules during Thailand’s COVID-19 crisis in 2022.
The case stems from his role in mobilizing rural doctors to help Bangkok residents survive the pandemic at its deadliest stage. Instead of honoring his dedication and life-saving actions, the bureaucracy has turned outdated procurement regulations into a weapon against him.
Critics say this reflects a troubling pattern: in Thailand’s civil service, talented and courageous officials who challenge flawed policies risk being punished, not praised. The system, they argue, punishes integrity and creativity while rewarding silence and compliance—driving away the very people the nation most needs.
2025年8月20日(水)
Ado’s GOAT Performance at Osaka Expo 2025– “Where the Wind Blows”
ADOの「風のゆくえ」大阪万博でのパフォーマンス。何回聞いても素晴らしいし、アカペラパートでは目尻に水が湧く。ADO のレバートリーの中では比較的地味な扱いを受けていた曲だが、この歌の歌詞は、クローゼットの中で歌っていた、インキャの女の子、ADOの夢なのだ。映画の挿入歌ではあるが、ADOのファンならこの意味がわかるだろう。
大阪万博は、自分の予想通り一応黒字ラインに達したそうだ。この辺りが、政治的に為にする批判の弱さで、しまいには現実にひっくり返されてしまう。自分は、ADOの伝説的ライブを生み出したということだけで、問題があった大阪万博を許す。そのくらい素晴らしいパフォーマンスだった。改善するための批判は当然するべきだが、なんでもやってみれば、何かを生み出すものなのだ。
2025年8月21日(木)
Hard evidence of Cambodian soldiers laying new mines (PNM-2) on the border. Set up? I don’t think so. If this were fake, then Hun Sen himself must be an AI-generated image.
カンボジア兵の携帯の中にあったとされる映像。タイ側兵士に多くの負傷者を出している対人地雷PMN2の敷設方法を、カンボジア軍のユニフォームを着た兵士が説明する映像である。海軍の地雷撤去部隊が発見し陸軍に報告した。カンボジア側は、捏造映像だと反論しているが、カンボジアナンバーのバイクが写っているし、使用法を指導をしているカンボジア兵の名前(ネームパッチが写っている)と、以前、国境でタイ兵士と口論したカンボジア兵の名前(ネームパッチの写ったニュース映像がある)が一致するのである。
フンセンのカンボジアは、いよいよ、「プーチンのロシア的タメにする陰謀論」に依拠するしか、タイ側に反論することができなくなっている。”Wag the Dog”的、”Capricorn One”的な陰謀論、自分に不利な映像エヴィデンスは、すべて生成AIだと強弁する類の陰謀論である。(そういえば、ウクライナ戦争でも、ロシアが民間施設を攻撃する映像はAIによる捏造だと主張する人がいた)
カンボジア軍が国境に新たに地雷を敷設していることは、状況証拠でほぼ明らかになっているのだから、タイ側に映像を捏造する必要性はない。タイ側は、この映像を証拠として国際機関に提出するのである。藪蛇になるリスクを冒して無理に証拠を捏造する動機がないのだ。
カンボジア側としては、とんでも陰謀論的な反論でも、「しないよりはマシ」という考え方だろう。とりあえず海外のメディアは報道してくれるし、報道機関の性質上、断定的な書き方はできないから両論併記となる。
それに、カンボジア市民社会の成熟度を考えれば、国内向けの政治宣伝としては、それなりに有効なのかもしれない。国民の5、6割くらいは捏造だと信じ込むのではないか。フンセンもプーチンも、自国民の民度を熟知しているから、外部にはトンデモ説にしか見えない政治的ナラティブを、大真面目に繰り返すことができるのだと思う。
2022年8月22日(金)
本日、タクシン元首相の不敬罪裁判の第一審判決。10時から。センシティブな問題なのでタイメディアは分析を控えている感じだが、もし有罪判決が出ればタイの政治は一気に不安定かするだろう。ペートーンターン首相に対する憲法裁判所も25日に結審し29日に判決が控えている。結局、この国では、司法が生殺与奪の権力を持つラスボスなのである。
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吉成士門(シモン)が22日金曜日にワンフライディに登場。名高より強いという噂もある名高のいとこ。相手は、外国人と戦うのは初めてというタイ人選手で「彼は接近戦に弱い、難しい相手てはない」と豪語しているが、おそらく士門が勝つだろう。
こちらでは、YouTubeでメインイヴェントまでロハで見られると思うが、日本ではどうだろう。しかし、Oneのこの気前の良さはすごい。毎年、巨額の赤字と経営破綻が噂されるのもわかる気がする。
相手はペットトンロー・シットルアンピーナムフォーンという選手。24歳。One での戦績は3勝1敗、三連勝して前回の試合で負けている。試合は午後7時半くらいから。
追記 タクシンに無罪判決!吉成士門2R TKO勝ち。圧勝。終始優勢に進めて最後は豪快に倒して、35万バーツのボーナスをGET。Oneも次代のスーパースターとして相当期待している雰囲気がある。
2025年8月23日(土)
タイとカンボジアの国境紛争、国境管理に関する二国間交渉も本格的に始まって、次第に鎮静化しつつあるが、国民意識の高揚はまだ収まっていない。自分のカミさんなどは、一日中、この関連のニュースを見ている。
左は、イーちゃんというネットニュースメディアが作った動画。「兵隊のお兄さんたちへ、僕たち、私たちから」と題されている。「兵隊さん無事帰ってきてね」「兵隊さん、ありがとう」「兵隊さん、頑張って」・・・と、だいたい同じようなことを言ってます。子供は想像力貧困なのだ。が、ま、可愛らしい。
日本で、大手ネットメディアがこういう動画を作ると、ちょっとした問題になるだろうが、これがタイの「普通」である。「子供を戦争宣伝に使うな」などという声は、99パーセント上がってこない。(1パーセントくらいはいるかもしれない)何度も言うが、「国のために命を捧げなさい」という国歌を、子供達が毎朝歌う国なのである。(国歌というのはだいたいそういうもので、「君が代」が例外的に平和的なのだが)
自分は外国人なので、パーティーに加わらずに横から眺めている。小林信彦が「戦争中の日本は妙に明るかった」みたいなことを書いていたと思うが(本土への空襲が始まる前までの話だろう)今のタイ人を見ていると、タイ人としての連帯感、一体感をエンジョイしている面もあるようなのだ。現実的に被害を受けているのは、一部の人たちだし、相手が弱国で、それ以上は飛び火しないことが明らかだから、余裕があるのだろう。
今日も、ある女性がタイの三色旗をただで配りんきた。カミさん曰く、「プラユット大将が好きな人だけ配る」のだそうだ。ちなみにフランスの三色旗は「自由、平等、友愛」だが、こちらの三色旗が意味するのは「国家、宗教(仏教)、国王」である。国家の成り立ちが違うと、国旗の意味も変わってくる。
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産経ニュースより(ソースは見出しをクリック)
「NHKが16、17日に放送した戦後80年関連のドラマを巡って、登場人物のキャラクター設定にモデルとされた人物の遺族が反発している。NHKは遺族の要望に基づき、字幕でフィクションであることを強調したほか、ドラマの後に放送したドキュメンタリー部分で実際の人物像を説明したが、遺族は「視聴者に誤解を与えかねない」と話しており、BPO(放送倫理・番組向上機構)への申し立てを検討している。」
なるほど。ドキュドラマというより、ドラマの中に歴史を再現するシーンが挟み込まれる作品なのか。ドラマが主、ドキュメンタリーが従。でなければ「フィクション」と断りを入れるとおかしなことになる。
昨年夏、ネトフリに数ヶ月間加入して結構ドキュメンタリーを見たが、「ドキュメンタリー」と銘打たれた作品でさえ、面白くするための脚色によって、史実と違うことが描かれるのに驚いた。
「歴史映画」に至っては、ほとんど、歴史とは別物と考えたほうがいい。問題が起こらない時は、登場した歴史上の人物を美化する方向で脚色がなされるか、遺族や関係者が死に絶えている時だろう。
ここまで正反対のキャラクターとして描いてしまったら、遺族から反発があって当然ではないか。おそらく、NHKの制作者には「旧軍の関係者ならどう叩いても大丈夫」という意識がまだあったのではないか?
軍艦島のケースなどもそうだが、戦後80年たって、国民の意識は変わりつつある。そういう意味で象徴的な事例ではないか。歴史の正しい側から戦前の日本を批判するのだから何でもOK・・・とフリーハンドが許される時代ではなくなった。
2025年8月24日(日)
What kind of propaganda is this—anti-Hun Sen or pro-Hun Sen? I have the impression that their propaganda looks more and more like that of North Korea. Overacting!
นี่มันเป็นการโฆษณาชวนเชื่อแบบไหนกันแน่ ต่อต้านฮุนเซนหรือสนับสนุนฮุนเซน? ผมรู้สึกว่าการโฆษณาชวนเชื่อของพวกเขาดูจะยิ่งเหมือนของเกาหลีเหนือมากขึ้นเรื่อย ๆ เล่นใหญ่เกินไป!
動画は、ソラユット・スタサナチンダー氏の「週末の話題」から埋め込み。外国メディア?(左側の女性)が、国境でカンボジア兵にインタビュー、兵士は、「軍で17年間働いてきたが、お金は400バーツしかもらえず、バイクもタイからの砲撃で壊れてしまった。自分は病気で財産も何もない」と涙ながらに答えている。インタビューの女性が同情して、兵士と抱き合って泣いている・・・そういう映像。Kim Srun News という個人ニュースメディアの動画だが、Facebookのサイトからは既に削除されていた。タイのメディアが報道したことで、動画の内容がフンセン批判になっていることに気づいて急いで消したじゃないのかな。
同じニュース番組の後半にある映像は、国境警備の兵士たちが、プノンペンで寄付を受け取るところ。場所は、オリンピックマーケットという国立競技場の近くにあるマーケットである。市場で商いをする商人たちが兵士の一行に現金を渡している。その中に、前の映像で、泣きの涙で窮状を訴えていた兵士がいるというので、おちょくり気味に扱っている。赤いクロマ(カンボジアの伝統衣装、薄手の綿のスカーフのこと)を巻いた男がそうである。国境でインタビューしていたハーフ顔の女性が、ここにもいる。コメント欄には「カンボジアの兵隊は物乞いで生きているのか」などと辛辣、嘲笑的なものが多かった。
別のネットニュース(CS News Online)に、インタビューしていた女性が、国境部隊の兵士にお金を配っている映像があるから、「外国メディア」と言うのは、海外でヒト財産貯めたカンボジア系の金満女性が、個人でやっているチャンネルではないかな?こういうネットニュース、「報道」のやり方はめちゃくちゃだが、フンセンの統制から外れたメディアなので、無意識のタブー破りが、カンボジアの現状を垣間見せて、結構、面白い。
Kim Srun News
CS News Online
2025年8月25日(月)
以下、自動翻訳を引用。
The ‘0’ Army also known as UWSA will no longer provide weapons and financial support to its allies Shan Army SSPP/SSA, 1027 Operation Member 9 Counties MNDAA and Taung Army TNLA. WSTV announced on August 20th.
The announcement comes two weeks after the arrival of the Shan State Prime Minister of the Military Commission to the headquarters of the UWSA 'Wa' army.
UWSAが、北部シャン州の反軍政連合、Brotherhood Alliance へは今後、武器を提供しないと言明。選挙へ向けての中国の圧力だろう。最近、軍政側が攻勢を強めて、いくつかの地域で失地を挽回しているのとも平仄があう。
しかし、多少、領土を奪還したからといって、国際社会に正当性を認められるような選挙ができるとは到底思えない。ミャンマー国民の何割の意思を反映した選挙になるのだろうか?ビルマ系の・・・という括りでも、圧倒的少数派ではないか?
要は、中国、ロシア+その衛星国家、影響力国家、北朝鮮に承認される程度の、「選挙まがい」がやれれば、それでいいと考えているのだろう。
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Khaosod 記事から
英国メディアのフンセン批判。以下、要約。
カンボジアのフンセン王朝化。政治職からの給料は月1500ドルほど、蓄積した資産は40億ドル超え。シンガポール、オーストラリア、英国など内外に保有する企業は100社以上。Richard Mille (4400万バーツ)やPatek Philippe(一億バーツ!)時計コレクション、一般国民の苦境などどこ吹く風の贅沢三昧。
しかし、Hun Sen の権力が揺らぐ気配はない。
政府、軍、メディアの要職に一族を起用し、首相を息子のフン・マネットに禅譲した後も自らは上院議長に就任、(他にも枢密院議長や、国王後継選定会議の議長を兼ねる)実質上の最高権力者として君臨する。
いやあ、全く、絵に描いたような独裁者になった!。
2025年8月26日(火)
かつてAIDS末期患者のホスピスとして有名だったブラバートナンプ寺のアロンコット住職が、寺への寄付を横領した容疑などで逮捕、還俗。(タイの僧侶は逮捕された場合、48時間以内に還俗しなければならない)「自分のやったことには良い面もあったことを忘れないで欲しい」と言葉を残す。アロンコット住職は、横領以外にも、学歴詐称や、身分証明書の偽造など、さまざまな疑惑がメディアで報道されていて、逮捕秒読みと噂されていた。
FCに以下を投稿。
ผมทำข่าวคนนี้เมื่อ 30 ปีก่อน อย่างที่รองหัวหน้า CIB พูด ผลงานของคนนี้เป็นผลงานแท้จริง เขาช่วยเหลือคน AIDS จริงๆ คนที่รู้สถานการณ์ตอนนั้น ผมว่า ทุกคนจะเห็นด้วย คงจะดีกว่าพระสีกากอล์ฟเยอะ ซึ่งรู้แต่ภาษาโบราณของอินเดีย แต่ไม่รู้เรื่องทั้งโลกนี้และโลกหน้า
ChatGPT日本語訳
30年前この人を取材した。中央捜査局副局長の言う通り、この人の功績は本物。AIDS患者を助けていた。当時の状況を知っている人なら、この点、誰もが同意するだろう。少なくとも、インドの古代言語しか知らず、この世のこともあの世のことも分かっていない“ゴルフ僧”※よりは、はるかにマシだ。
※ある女性信者の誘惑に負けて戒律を破り、寺の金を横領してを貢いだ高位の僧侶たち。結果、還俗した僧侶は13人に達した。
タイメディアの報道によると、友人の出生届を利用して姓名を変えたのは、徴兵逃れが露呈することを恐れてのことらしい。警察の取り調べで、マレーシアに逃げて働いている時「ペトロナスタワーの設計図を書いた」、などど口走っているようだから、狂言でなければ一種の病気だろう。帝銀事件の平沢死刑囚がかかっていたというコルサコフ症候群という病気を思い出した。病的虚言癖。自分を高く見せようとして嘘をつく癖は、学歴詐称の件でも一貫していて、この人の性格的特徴なのではないか。
以下、意図的に学歴を詐称していたことを完膚なきまでに立証したタイメディアの報道。
アロンコット元住職は「交通事故の後遺症で記憶を10パーセントほど失っている」と言い訳をしていた。ここにも、「驚くほど稚拙な嘘を平気でつく」という、この人の病的特徴が現れている。タイにおける僧侶の特権的な地位と、「エイズ寺の住職」という社会的名声が、ここまで稚拙な嘘が今まで暴かれなかった、一つの要因ではないかと思う。
2025年8月27日(水)
中国ーロシアーミャンマー(の軍事政権)= 悪の枢軸・・・というか、悪の不等辺三角形(笑)「選挙は、中国の支持さえ得られれば、大体、OK、ロシア、北朝鮮、イラン、アフリカ諸国、その辺りの国は一緒についてくる」・・・そういう目論見だろう。中国の台頭によって、独裁政権が、より大っぴらに、独裁の正当性を主張できるようになった。最近の、フンセンの増長ぶりなども、中国の影響が大きいと思う。「半分の民主主義」タイが、随分、進んだ国、民主的な国に感じられてきた。
以下、記事本文から。
The question now is: Will China recognize the outcome of the election, which is obviously a sham and simply an exercise in extending oppressive military rule in the country? Probably, yes.
Soon after the UEC announced the election date, Chinese Foreign Ministry spokesperson Mao Ning told a press conference in Beijing: “The general election is Myanmar’s internal affair. China maintains that all parties and factions in Myanmar need to bear in mind the long-term interests of the country and the nation, seek dialogue and reconciliation within the framework of the Constitution and laws, restore social stability in the country as soon as possible and promote the political transition process.”
If the election is held “successfully” in Myanmar, Beijing could endorse the outcome and launch full engagement with the new government.
Probably yes, なんてことじゃないだろう。そういうシナリオで進んでいるのだ。選挙結果を認めない選択肢があるなら(選挙は軍政が勝つに決まっている)、200億円近い支援をしたりはしないだろう。
選挙の日付は、今年も押し詰まった12月の28日。KNU(カレン民族同盟)は、すでに「選挙の投票に行くもの軍政の共犯者だ」という声明を出した。ただですむはずがないのある。
2025年8月29日(金)
憲法裁判所、ペートーンターン首相を、「閣僚として不適格」として失職を命じる。6−3のスプリットデシジョン。一方で、汚職、不正があったかに関しては、5−4で、「不正はなかった」とした。これは被選挙権の剥奪などの罰則は伴わないことを意味しているのかな。タイ人記者の記事は、例によって、自分で理解、咀嚼せず、判決を切りはりして書いているので、この辺りがよくわからない。
そういうことだとすれば、見事なバランス判決。しかし、不正がないのに失職するのは、裁判所が首相の「政治的能力」を査定して適格性を判断しているということで、一種の越権行為ではないか?これで首相が失職するのは二人目。首相の失職で内閣は総辞職となる。また、面倒なことになった。結局、外部から、首相を入れることになるだろう。
被選挙権の剥奪や公職に就くことを禁止する政治罰が伴うのは、解党判決を受けた場合で、新未来党のタナトーン党首や、後続政党の前進党党首ピターが、政党解散時の執行役員として10年間の剥奪期間を課せられている。
※タナトーンと同じ時、新未来党の執行委員だったパニカー女史は、生涯にわたって、非選挙権と公職に就くことを禁止されているが、これは、学生時代に投稿した写真が、国王を軽んじるものとみなされ、立憲民主制下の政治家といしてふさわしくないと判断されたからで、解党判決とは別件である。不敬罪に当たるような刑法上の犯罪ではなく、高いモラルが要求される政治家としてのスタンダードを満たさないという理屈で、政界から追放される判決となったのである。最も、一国民としての政治活動は許されているので、パニカー女史は判決後も民主勢力のキャンペイナーとして活動している。
セター前々首相や、ペートンターン前首相が失職したのは、憲法が規定する首相、閣僚としての倫理要件を満たさないと憲法裁判所が判断したため。政治が、司法によってガラガラポンされることは、タイでは普通のことだが、日本人にはわかりにくいのかもしれない。三権のうち司法が突出して強いのである。
以上、ChatGPTに調べてもらったものをまとめた。
不定期テレビ日記2025年8月①









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