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今日の一句 ポンポン船

  • Plaadipbkk
  • 2017年12月25日
  • 読了時間: 1分

ポンポン船水面切り行く夏の朝 万斛 水面は、みなも、と読ませる。 アパートの前の運河を始終通るのは、ポンポン船のような長閑な船ではなく、爆音を立てて走り去るモーターボートである。しかし、「朝まだき運河爆音響く夏」では、なんのことだか分からないだろうから、あえて長閑な光景にした。別に俳句に、実情を詠まなければならないという規則はない。 また、音を控えめにスピードを落として、細身のドラゴンボートが後ろに波をさいてサーッと滑って行く時など、そういう長閑な感じがしないでもないのだ。 では

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