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今日の一句〜熱帯季題「馬来正月」「朝陰」

  • somsak7777
  • 3月8日
  • 読了時間: 2分

水とかげ朝陰の端に泳ぎいる 万斛
水とかげ朝陰の端に泳ぎいる 万斛

2026年3月8日(日)


今日の一句、「馬来正月」。マライ正月とはラマダンのこと。


馬来正月ほっぺに含む砂糖菓子 万斛


酒を飲まない彼らはやたらに甘いものを食う。食べ盛りの子供なら尚更だろう。食べ物に不自由する気の毒な人に思いを馳せることが、この宗教的習慣の意味らしいが、日が落ちてから暴食するのだから、ラマダン月は肥満児製造月でもあるのではないか?


句中の砂糖菓子とは、断食明けのお祈りの後に最初に食べる、ナツメヤシの砂糖漬けのこと。学校に上がるちょっと前くらいの男の子が、父さんに口に入れてもらったデーツ(ナツメヤシのマレー語、あるいは英語?)をじっと口に含んでいる・・・そういうイメージの句である。


デーツの画像は以下で、


もう一つ、季題「朝陰


水とかげ朝陰の端に泳ぎいる 万斛


「水おおとかげ」は、タイ語で「銀と金」と呼ばれるオオトカゲで、時々、セブンイレブンや民家に侵入して人を驚かせ、ニュースダネになる。幸運を運ぶとも言われていて、首相官邸からこの大とかげが逃げ出したりすると、「この首相はそろそろ退陣だな」と政治ニュースになったりもする。


「水おおとかげ」の昔からの俗称は「ひあ」と言い、これは、英語のF○CKにあたるSwear Word でもある。テレビの放送ではピー音が入るが、実際には、すごく頻繁に会話に挟み込まれることも、英語のF○CKと似ている。そこにいない友達の悪口を言う時の「あの野郎、ふざけやがって」の「あの野郎」みたいなニュアンスで使うのだ。その場合は「あいひあ」と言う。


滅多に見られないトカゲなのかと言うと、そうでもなく、クロントイの下水運河のあたりを歩いていると、遭遇する可能性はかなり高い。


「水おおとかげ」の映像は以下で。



季語「赤道」は全然句が浮かばないのでパスした。


ではでは


<了>

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