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不定期テレビ日記(2025年7月)〜 タイ仏教未曾有のスキャンダルで大揺れ、カンボジアが国境地帯で越境攻撃、タイ側民間人の死者多数。など

  • somsak7777
  • 8月1日
  • 読了時間: 41分
コスモスとお月さま
コスモスとお月さま

2025年7月2日(水)


色々穿ったことを言う人もいるだろうが、やっぱり、この国の希望はこのオレンジ色の政党だなあ。正義派の顔を貫くのは、この国では簡単なことではない。ちょっと前に国会議事堂前でレゲエだか、ラップだかを踊っていた自分探しの若者たちとは(今ではもう若くないか)、とっているリスクのレベルが違う。




2025年7月3日(木)

APのニュース。タイ政府が、医師の処方性なしでのマリファナの販売を禁止したため、閉店する店が増えている。マリファナ解禁の旗振り役だった「タイの誇り党」(プムチャイタイ)が閣外に去って、不信任動議を出す情勢だから、再非合法化に舵を取るのだろうとは思っていたが、もう、締め付けは始まっていた。


CNNによると、再規制を始めたのは5月26日。「最終的には再非合法化する」と政府関係者が答えているから、業者を減らしておいて、非合法化時のショックを和らげようという意図ではないか?



しかし、これはひどい。大金を投じて商売を始めた人はたまったもんじゃない。これから抗議活動もあるだろうし、「タイの誇り党」の党首が首相になる可能性もある状況なので、やはり、どこかで非合法化にブレーキがかかるのではないか。マリファナショップの経営者たちは、流動化した政治情勢を見ながら、続けるかどうか判断しなければならないわけで、悩ましい日々が続くだろう。



2025年7月4日(金)


おもろくてすばらしい。「土砂吐き」という言葉、還暦すぎて、初めて知った。でも、なんでそうなるの?この若い人の曽祖父の時代からあったというのだから、水流を理解して、必ず、固形物は「土砂吐き」の方に流れ込むように作ってあるのだろうな。それにしても、水が本当にきれい。オフェリアのように、「もののけ姫」の挿入歌に乗って流れていく投稿者は、本当に幸せそうだ。いい動画を見た。


แถว ๆ นั้นมีร่องน้ำแยกที่ทำหน้าที่ระบายตะกอนและขยะออกจากทางน้ำหลัก ดังนั้นแม้จะทิ้งหญ้าที่ตัดแล้วลงไปในร่องน้ำ ก็จะไม่ทำให้เกิดการอุดตันในช่วงปลายน้ำ ผู้โพสต์ถึงกับลงไปลอยตามร่องน้ำเองเลย เพื่อให้เห็นภาพชัด ๆ ว่าระบบทำงานยังไง 55555





2025年7月6日(日)


以下、フィイスブックに投稿

ADO のエゴロック 公式 YouTube

ADOの「エゴロック」再カバー。


相変わらず素晴らしいが、あのラストフレーズ・・・(笑)、相変わらずやってくれますな、ADOは。しかし、この歌は、というか、あのラストフレーズは、「いじめられっこの軽いのりの魂の叫び(笑)」的な日本語歌詞の哀愁が感じられなければ、非日本語話者にちゃんと理解されないのではないか。「下から目線のうっせえわ」、なんですね、この歌は。そういえば「うっせえわ」の「くそだりいな」という歌詞には、F**k you という翻訳テロップが付いていた。


とんでもない歌を歌っている割には、品行方正のイメージがあるADOが、イメチェンを考えているのかもしれないが(多分、違うだろうが)、このくらいのことで、「真面目なインキャの日本人歌姫」という彼女のイメージが壊されることはないのである。海外の反応も概ね「軽い驚き、のち爆笑」という感じだった。


ADOの公式ページには下のようにコメントしておいた。ChatGPTとの合作英文。


Actually, she covered the song 6 or 7 years ago. This is a reboot of that earlier cover. I think the previous one was also the starting point of her signature groan, “Haaaaaa.” Maybe they should consider providing a better English translation. Otherwise, the last phrase sounds a bit too out of the blue and out of context for non-Japanese speakers—even I (a Japanese speaker) was still shocked by that sudden “Fuck you”… and I loved it anyway. Hahaha


それからあのADOの代名詞となった、都はるみ、ばりの、「がなりスクリーム」、「はあああああ」、は、この歌の旧バージョンが最初ではないかと・・・。以前、ADOの歌い手時代の歌をトレースした時、そういう結論に達した。オリジナルはあのパートでがなっていないのである。しかし、これが、ADOの独創かというと、彼女の前に、「和楽器バンド」の鈴華ゆうこさんがカバーをアップしている。詩吟のお師匠さんでもあるゆうこさんは、当然のように、あのパートをがなっているのである。ADOが「和楽器バンド」に影響された可能性があるわけだ。


もし、今後、ADOの評伝を書く人がいれば、これ、私の発見ですからちゃんと引用してくださいね(笑)


和楽器バンドVer


ではでは


※なんとここまで書いて念のため確認してみたら、時系列を間違えていて、あの「うなりストリーム」を最初にポップスに取り入れたのは、ゆうこさんではなく

ADOでした。一年前に自分で書いたことを、真逆に覚えていたのですね。とほほ。失礼いたしましたあ!以下がその投稿です。



いやはや情けない。



2025年7月7日(月)


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ドゥシットポールの世論調査。国民の大半は反政府デモに興味なし、との結果。まあ、この件に関わらず、そういうもんでしょう、「声なき声」「サイレントマジョリティ」というヤツは。自分はこれでいいと思う。普通に、ある政治的主張を押し出す集会ならいいが、タイのこの種のデモには、多くの場合、「裏アジェンダ」があるのだから。タイ国民も、この間の苦い経験から、その事を学んだのかもしれない。


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タイでも話題になっている。何日か前に、タイで一番人気のある、ソラユット氏の朝ニュースでもやっていた。このネット記事のタイトルは、「未だ津波は起こらず」(笑)。遠くの島で起きたらしいが、日本は一年で何千回(千数百回だったか?)も地震のある国だから、毎日、どこかで地震は起きるのだ・・・とソラユット氏は冷静にそう付け加えていた。香港では、今月、昨年比で11パーセトくらい日本への訪問客が減って便数を減らしたそうだが、これは、地震デマの影響だけではないだろう。しかし、こんなよた話、信じる人がいることが信じがたい!馬鹿じゃないの。


以下、ChatGPTによるコメントの英訳


It’s been making the rounds in Thailand too. A few days ago, the country’s most popular morning news show, hosted by Sorayuth, even covered it. The headline of the online article was something like, “Still No Tsunami” (LOL). Apparently, some quake occurred on a distant island, but as Sorayuth calmly pointed out, Japan is a country where there are thousands of earthquakes every year (or maybe just over a thousand?), so it’s completely normal for quakes to happen somewhere almost every day.


In Hong Kong, I heard that the number of flights to Japan was cut this month because visitor numbers dropped by about 11% compared to last year. Still, that’s probably not just because of this earthquake rumor.

But seriously—how can anyone believe this kind of nonsense? You’d have to be an idiot.



2025年7月8日(月)

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Shopee という通販で買った矮性コスモスの種。コスモスの中には、2、3メートルになるものもあるらしいが、矮性の種なら60センチから1メートルくらいで収まる。一袋300粒で30バーツ(120円くらい)くらい。送料が同じくらいかかるので、もう一袋買った。


今、庭に咲いているのと同じ種類である。地べたに撒いておけば群生するのだから、栽培する手間もない。花が散ると種子が落ちて、自然とまた生えてくるのだという。こちらはまだ実地で確認できていないが、そうだとしたら、不精者の園芸ビギナーが庭を彩るのに、これほど都合の良い花はない。


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マリファナ再非合法化反対のデモ 
マリファナ再非合法化反対のデモ 

マリファナ支持派が、タイ保健省へ、再非合法化に反対する陳情を行う。押しかけた「マリファナモブ」の多くが事業者だろう。当然と言えば当然。こんなに早く政策を変えるのなら、そもそも合法化しなければよかったのだ。反対派も多いことは事実だが、政策を変更するほどの、大きな社会問題を引き起こしたとも思えない。



2025年7月10日(火)


The Irrawaddy 記事より。



NUGの「改革」を呼びかける「春の革命」リーダーの投稿。いかんせん、改革の目的だけがあって、具体的な手段、内容が伝わってこない。「このように改革するためには、このように改革する必要がある」的、同語反復的文章。だから、ポジティブなトーンを維持しようとする努力の中にある、以下のような文章が、NUG内部にいる人間の悲観的現状認識として、より印象に残った。


“While public support may have declined compared to when the NUG was first formed, it remains adequate for the revolution’s success,” he posted.

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However, it has failed to build a systematic chain of command or unify its armed wings into a cohesive force, the activist argued.

Most People’s Defense Forces (PDFs) and People’s Defense Organizations (PDOs) are still just armed groups rather than a real army. Without a systematic reorganization, the quality of these armed groups cannot improve, he said.



2025年7月11日(木)


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三宝節の練り歩き。10年前と比べると、寂しくなった。若い人は仏教行事に帰省しなくなり、タイ仏教の岩盤支持層であるお年寄りはどんどんこの世から退場していく。加えて、サンガ上層部の女狂い、金銭スキャンダル。かくして、タイ仏教の信用危機はどんどん深まっていく。ま、自分に信仰はないからどうでもいいし、タイ人からしてみれば余計なお世話だろうが。



2025年7月12日(金)

パクナム寺副住職のピロートーク
パクナム寺副住職のピロートーク

出典:タイラットTV


タイの仏教が大変なことになっている。高位の僧侶をターゲットに籠絡し、証拠を記録して、お金を取ることで世渡りしてきた女性が、警察の事情聴取に応じ、彼女の提出した5台の携帯から、僧侶との秘め事を記録した写真が出てきたのである。なんと、その数、8万枚!すでに10人を超える僧侶が特定され、五人が戒律違反を認めて還俗している。


女犯は、パーラーチックと呼ばれる最も重い破戒行為で、事実認定されると即刻、強制的に還俗させられるし、2度と再び出家が許されない。タイでは誰でも出家ができるので、こういう人間的な戒律違反は日常的に起こっているだろうが、今回は、サンガ組織の地方責任者や、最年少で仏教教授の資格を取得した気鋭の仏教学者など、高位の僧が関わっているため、タイ社会と仏教界に大きな衝撃となった。


「破戒写真8万枚」のニュースは、タイ仏教のメインイベントの一つ、三宝節&雨安居入りの日にブレークした。タイの公共放送が、お寺参りの混雑を映して、「スキャンダルはタイ人の信仰に大きく影響せず」と見出しを打っていたが、そういう単純な話しではないだろう。三宝節のお寺参りは、タイ人にとって縁起物で、日本人にとっての初詣よりちょっと重みがあるくらいのものではないか?


一方で、今年の村の雨安吾入りは寂しいものだった。10年前は、もっと若い人が帰省して、賑やかにやっていたと思う。土日を合わせて4連休をどう使うか、彼らにとってのプライオリティが下がったのだ。


それだけではない。雨安居入りまえの週だけで、年寄りが三人死んでいる。行事と重なったので三人目は焼けずにご遺体が待っている状況である。嘘みたいな話だが、他に危篤状態の年寄りが二人いる。雨安居入りの行事が寂しくなったのは、若い人の関心が薄れたこともあるが、かつて元気に行事を取り仕切っていた人たちが、亡くなったり、老いて元気をなくしたからでもあるだろう。


一連のニュースを追っていて驚いたのは、政府だか、議会だかの仏教関係の担当者が、「僧侶の婚姻を可能にする法改正も議論の俎上に載せる」・・・みたいな発言をしていたことだ。ソースが見つからず、正確な言葉を確認できないのだが、もし、この通りのことなら、タイ仏教の根底を揺るがす大改革になるだろう。そんなことは、まず、不可能だし、思い付きの発言だとは思うが、そういうことを口走ってしまうほど、今回の事態の衝撃は大きかったのではないか。


うーん、しかし、同性婚だって、一昔前は「ありえない」と思っていたからなあ。もし仮にそうなっても、タイ人は、「習俗としての仏教」の大変化を、淡々と受け入れるのかもしれない。いずれにしろ、かなり遠い将来のことではあるだろうが。


追記 以下、2025年7月10日付けのDaily News 記事のAI要約。


上院の宗教・倫理・文化委員会は、ある高位の僧侶が女性信者と不適切な関係を持ったという「สีกากอล์ฟ事件」に関し、関係機関に説明を求めて調査を進めていると発表した。また、著名な弁護士が「僧侶にも結婚を認めるべき」と法改正を提案した件についても、委員会は仏教戒律に関わる非常にデリケートな問題であり、慎重に検討する必要があると述べた。来週、関係当局や学識者から意見を聴取する予定である。





2025年7月13日(日)


คิดว่าแพรรี่คิดถูกแล้ว อาจารย์คนนี้ควรจะแต่งงานกับผู้หญิงสักคน และใช้ความรู้และประสบการณ์ของเขาเพื่อสังคม น่าเสียดายที่อาจารย์ไม่ได้ลาสิกขา เมื่อรู้ว่าตัวเองรักษาศีลไม่ได้แล้ว จุดนี้เขาฉลาดไม่พอ พระธรรมดามักจะตัดสินใจได้ถูกต้องมากกว่าอาจารย์อัจฉริยะคนนี้นะ เพราะไม่หลงตัวเองเลยรู้จักตัวเองดีกว่า


I think Parry is right. This professor-monk should marry a woman and use his knowledge and experience for the good of society.

It's a pity that he didn't disrobe when he realized he could no longer follow the monastic rules.In this respect, he is not wise enough. Ordinary monks usually make better decisions than him because they don’t overestimate themselves, thus know themselves better.



2025年7月14日(月)


“สม รังสี” วอนให้ความเมตตาแรงงานกัมพูชาในไทย ชี้ชาวกัมพูชากว่า 2 ล้านคนที่มาทำงานในไทย คือเหยื่อระบอบ “ฮุน เซนี้”ที่หนีความลำบากมาพึ่งพิง ขอร้องคนไทยเห็นใจ อย่าให้เล่ห์เหลี่ยมของคนๆ เดียว มาทำลายความเป็นพี่น้องระหว่างสองประเทศ



カンボジアの反体制指導者サム・リャンシーの言葉。「タイ側で働く200万人のカンボジア人労働者が『フンセンシステム』の犠牲になっている。タイ国民は、この男の奸謀に引っかかって、両国の国民が苦しむような事態を回避してほしい」以上、意訳・・・みたいなことを言っているようだ。


今、思いついた言葉。「フンセンのプーチン化」。元共産主義国家のリーダーが、半分の議会制民主主義に移行し、いびつな手法で長期政権を確立してしまうと、結局こういう火遊びを始めることになるのか?傀儡司法によって野党を解体・非合法化したり、反対派の指導者をシステマチックに暗殺することで維持される体制は、100パーセントの議会制民主主義とは言え図、むしろ、ほぼ独裁の方に近い。とすれば、「半分以下」の議会制民主主義と言うべきか。


ちなみに、自民党の長期政権、これは100パーセントの議会制民主主義である。自民党を支持しているわけではないが、「自民党政権もプーチンと変わらない独裁政権だ」などと言い出すのは、ありがちなレトリックであるとしても、本物の独裁政権と戦っている人たちに失礼だと思うのだ。そういえば、安倍の独裁は北朝鮮と変わらない・・・とか言っている識者?もいたなあ。これは「牛のクソにも段々」ではなく、「味噌もクソも一緒」というやつだ。暗殺された首相の政権は、まずい味噌だったのかもしれないが、一応、味噌である。クソではない。


ではでは



2025年7月15日(火)


波羅夷第一戒と、第4戒、どちらが悪い?以下の内容をタイ語で投稿。


ถาม ChatGPT: ปาราชิกข้อที่ ๑ หรือการหลอกลวงสังคม อะไรบาปหนักกว่า?


ศีลข้อ ๓ ว่าด้วยการไม่ประพฤติผิดในกาม เป็นหลักเดียวกับปาราชิกข้อที่ ๑ ซึ่งเป็นอาบัติปาราชิกที่ร้ายแรงที่สุดในพระวินัย ข้อนี้ถือเป็นข้อห้ามที่เคร่งครัดสำหรับพระภิกษุ แตกต่างจากฆราวาสที่แม้ต้องถือศีลข้อนี้เช่นกัน แต่ยังได้รับอนุญาตให้มีเพศสัมพันธ์ภายในกรอบของครอบครัวได้ การงดเว้นจากเพศสัมพันธ์เป็นเรื่องของการรักษาความบริสุทธิ์ในฐานะผู้แสวงบุญและผู้ปฏิบัติธรรมเพื่อความหลุดพ้น


ในทางกลับกัน ศีลข้อ ๔ เรื่องการไม่พูดเท็จนั้น เป็นข้อกำหนดที่ครอบคลุมทั้งพระและฆราวาส เพราะการพูดเท็จหรือการโกหกเป็นการทำลายความไว้วางใจในสังคมและส่งผลกระทบต่อความสัมพันธ์ระหว่างบุคคลอย่างรุนแรง


เพศสัมพันธ์เป็นส่วนหนึ่งที่จำเป็นของการดำรงชีวิตและการสร้างครอบครัวซึ่งเป็นพื้นฐานของสังคม ดังนั้นจึงไม่ใช่สิ่งที่ถือว่าเป็นความชั่วร้ายโดยธรรมชาติ ในขณะที่การโกหกและการทรยศต่อความไว้วางใจเป็นการละเมิดหลักศีลธรรมที่มีผลกระทบร้ายแรงต่อสังคมและบุคคลโดยตรง


ด้วยเหตุนี้ ในบริบทของกรณีที่พระสงฆ์กระทำผิดอาบัติปาราชิกข้อที่ ๑ และยังคงปกปิดความผิดของตนเพื่อรักษาตำแหน่ง นั้นถือเป็นการผิดศีลข้อ ๔ อย่างร้ายแรง และนั่นคือสาเหตุที่ผมเห็นว่าความผิดที่แท้จริงและบาปหนักกว่า คือการโกหกและหลอกลวงสังคมมากกว่าการมีสัมพันธ์ทางเพศ


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เห็นด้วยกับเขาไหม?


以下をPlaadipBKKに投稿。破戒僧の頭バチパチ動画あり。



2025年7月16日(水)


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カンボジアの労働者がタイ国内で滞納している医療費が1000億バーツに上るというデマが拡散されているようだ。「田舎医師の会」が、「こういう状況下で(国境問題で揉めている)、どういう意図でこういうフェイクニュースを流すのか!」と嘆いている。どこの国にもこう言うやつはいるなあ。 先日も、紛争地の遺跡内でカンボジア側の警備兵を殴って逃げて英雄気取りのお馬鹿さんがいた。バックはないようだが、見るからに右翼のチンピラ。困ったものだ。


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高僧の不祥事がまだ続くらしい。しかも、女性信者ゴルフ(という通称ですっかり有名になった)のケースよりも、高位の僧が関わっているという。「誰もが知っている驚くような人物」(中央捜査局タオ副局長)と警察当局が予告している。もうお腹一杯という感じだったが、これには、期待せざるをえない。女がらみか、金か、まだはっきりしないが、古来、聖職者の嘘を暴くスキャンダルほど面白いものはないのだ。でも、やはり、どちらかというと女がらみの方が面白い。



2025年7月17日(木)


芥川龍之介の「蜘蛛の糸」をChatGPTでタイ語に訳して投稿。



以下、ChatGPTに書かせた解説文だけ日本語訳にしておく。


芥川龍之介の『蜘蛛の糸』は、大乗仏教の思想の影響を色濃く示している。


物語は、地獄に落ちた者にも救済の機会が与えられるという慈悲の考え方を中心に据えている。主人公は重い罪を背負った人物だが、小さな蜘蛛を助けたという、ほんのわずかな善行が、極楽へと至る糸口になる可能性を示している。


物語全体が、不完全な存在であっても、慈悲や善行を通じて悟りに近づけるという教えを反映している。しかし、自己中心的な心に支配されると、その機会は失われる。すべての命を平等に救おうとする大乗仏教の慈悲と執着からの解放の重要性が、そこに込められている。



2025年7月18日(金)


The Irrawaddy より

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読み方さえわからない地名がどんどん出てくる記事だが、要は、民族グループ間の反目、相互不信、特にビルマ系が主体のPDFへの不信感が、国軍による重要拠点の奪還を許したということだろう。しかし、書いている人はビルマ民族の視点で書いているから、それが「少数民族グループの戦術ミス」と映るのだろうが、少数民族側からすると、それが当たり前の反応なのではないか?。ビルマ民族がリードする「ミャンマーの民主的統一」を、彼らは望んでいないように思う。軍政は打倒の対象ではあるだろうが、中国を間にするディールの対象でもあると思う。



2025年7月19日(土)



例の、坊主ハンター「女性信者ゴルフ」のケースで、また一人、お坊さんが還俗した。(13人目!)この元住職は、ビデオ電話で、「あなたは私の初めての女性、だから一番愛している」と中学生みたいな告白をして、その動画がネットで拡散され嘲弄の的になっている。


しかし、これは、少しかわいそうだ。彼は、おそらく、サムネーン、少年僧として、12、3歳で寺に入っているだろう。僧侶の戒律に忠実だったとするならば、童貞であった可能性が高い。(本人は、会話しただけで性行為はなかったと主張しているが・・・)真面目な開発僧だったからこそ「初めての女性」に狂ったのだ。


昔、むかし、こういうCMソングがありましたな。


柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君


あ、与謝野晶子だったか!


問題女性に引っかかっているのは、大概が、若くして出家した僧侶である。僧籍に長くいるから、自然、位も高くなり、住職になれば、それなりに金もある。プレディターとしての彼女の嗅覚がこういう人を選ばせるのだろう。中には、確信犯で複数の女性と関係を持っていた高僧もいるが、このお坊さんのようなケースは、気の毒な気がするのである。


カミさんの村の前の住職のように、「戒律を守るのはもう無理」と思った時点で、僧侶としてのカリスマがまだ消えて無くなる前に、還俗して意中の女性と結婚し、新生活に挑戦すべきだったのだ。しかし、この前住職にしても、家の中の人がもう「一年持たずに奥さんに捨てられるだろう」と言い始めた。還俗したら、ただの酒好きの中年男になってしまったのだ。僧侶時代に、女性を魅了していたマジックが消えてしまったようなのだ。



2025年7月20日(日)



Scaled down a bit? Just one rank up from the previous case. He's not even an abbot of a temple in Bangkok. He has a de facto wife who has become extraordinarily wealthy — luxury cars, a mansion, designer bags, and so on. She tells her neighbors that her husband works overseas. The monk holds a regional-level position and is accused of embezzling hundreds of millions of baht from a major Buddhist facility construction project. The police’s case is becoming clearer, and his arrest seems imminent.


中央捜査局の担当警察少将が、捜査中の「大物僧侶」がソムデット(僧位の最高ランク、僧王)ではなく、バンコクのお寺の住職でもないと、会見で噂を全否定。野次馬ウォッチャーとしては、ちょっと失望した。地方の有名僧ということで、パヨーム師のことが頭をかすめたが、師はサンガの教区責任者(と、そう警察が、捜査中の僧侶について述べていた)ではないので、違うだろう。そう考えて安心した。私は、パヨーム師の開発僧としての活動が好きだし、ある左翼リジェンドの似顔絵ポートレイトを、応接スペース(応接室ではない。屋外にある)に飾っているのを見てから、この人がますます好きなのだ。



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19日深夜、タイ中部、ナコンサワン寺の住職が緊急還俗し、破戒の罪を自ら認めた結果となった。情報をリークし続けた警察の狙いは、これだったのだが、一方で、最高位の僧侶(ソムデット)たちに疑惑が波及する副作用を生んでしまった。警察上層部は、ここまでは意図していなかったろうが、ネット社会は、権力の制御を超えてエスカレートするものなのだ。結果的に、ネットで噂されたのソムデットで、プロームも、捜査の対象ではなかったのだが、彼らに対する古い疑惑が蒸し返され、こういう最高権威にしても「叩けば埃が出るのではないか」という印象を残すことになった。


還俗した僧侶は15年も女性と内縁関係にあり、貢いだ金で女性は資産を築き、ローカル社会では有名なお金持ちだったというのだから、今までで最悪の確信的破戒坊主といえる。今回のデカメロン的喜劇のキーワードは「かつら」。タイ語で、「僧」「かつら」と検索すると、下のような写真が山ほど出てきた。かつらだけではなく眉まで書いている。



このニャンニャン写真がネットに出回ったので、慌てて還俗したのだ。「決定的証拠が出てくるまで嘘をつき続ける」これが、タイの生臭坊主の行動パターンである。「誘惑に負けて破戒的な行為をしてしまうより、こちらの方がよっぽどタチが悪い」と自分は思っているのだが、タイ人の識者でそういう事を言い出す人が出始めた。それほど、一連の破戒僧騒動での、彼らの嘘つきぶりは目に余るのである。



2025年7月21日(月)


自分の頭で考えないで!(笑)


参政党が躍進したらしい。(保守党も2議席かあ、困ったもんだ。)

思うに、今の時代、「自分の頭で考える 」ことは危険なのではないか?特に、長年の勉強と、専門的知識が必要な分野について。


自分は、アインシュタインの相対性理論が理解できないが、その正しさを確信するためには、その理論に基づいて、原子爆弾が開発され、原子力発電所が動いているという事実を知るだけで十分だろう。


しかし、一旦、A、B、C、の3点くらいを単純に結びつけ「自分の頭で考えている」と自称する陰謀論にハマってしまうと、世界が反対にひっくり返ってしまう。「原爆はなかった。あれは陰謀的にでっちあげられた壮大なストーリーなのだ!」とまでエスカレートしかねないのだ。


以前ならば、「私はアインシュタインより頭がいい」と豪語するトンデモ本が、書店の棚に溢れかえるだけですんだが、今は、SNSを通じて、個人の携帯に、トンデモ陰謀論が24時間体制で待機している時代なのだ。その伝播力たるや比較にならない。


トンデモ陰謀論から自分を守る手段は、「自分の頭で考えない」こと。専門家の大勢的意見が、どのあたりを指しているか、見極める目を持つことでしょうな。これは「無知の知」というやつです(笑)


某「専門家を疑え!」

私「じゃ、誰を信じるの?あなたを信じろって?(笑)」


これですね。


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◇「選挙の顔」を総括!


敗因はこの辛気臭い顔だろう(笑)


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進次郎に変えていたら、あの顔と明るさで、もうちょっとましだったのではないか。やっぱり、リーダーとなる人は、陽性の人でないと。


石破首相が、タイを訪問して、ペートーンターン首相と握手した時、恥ずかしい気がした。タイ人が一番嫌うタイプの陰鬱な表情なのである。(昔、タイ人が書いた本で「顔の悪い日本人」というのがあった。表情のことを言っている)ペートーンターンのパあーット明るい、自信あふれる顔と対照的だった。若い首相に完全に飲まれていたのである。報道も殆どなし。進次郎だったら、いい絵になって、少しはタイのメディアも取り上げたことだろう。


進次郎の知識を云々する人がいるが、批判している方だって適当なことを言っているだけだろう。周りの意見をスポンジのように吸収すればいいのだ。夫婦別姓ではいいこと言っていたし。


玉木も明るくていい。参政党の人も、妙なことを言うが、明るい。立憲の野田も、どちらかと言えば陽性。山本太郎は原発デマを広めた人だが、カラッと気合が入っている。悲憤慷慨調の百田は気持ち悪い。この人は、おちゃらけているようで、実は暗いのだ。


他に誰かいたかな?



2025年7月22日(火)


You can still read his words of wisdom.

This was posted 3 days ago.


Quote:

The pundit said that

know as much as we're comfortable with.

Quiet to let it pass.

Don't get tired because of other people's words.

Don't pay attention to everything you hear.

Then we will be happy.


End quote.


Hmmmmm, is this intentional?


Reference:

People of the Lie

M. Scott Peck


※この動画は、じきに削除されるでしょう。引用は、YouTubeの、ナコンサワン寺住職の箴言集から。同住職は、15年間、内縁関係の女性がいることがバレて還俗した。この動画はその少し前に投稿されたものだろう。もっとも投稿したいのは、本人ではなく、信者の人のようだ。英語のできる人が、「〇〇師の教え」という形で、こういう英訳投稿をたくさんしてきたのだ。



2025年7月23日(水)


あるタイ語の見出し、


「ビッグディール!トランプ、関税率15パーセントで日本から投資5,500億ドルをむしり取る!」(笑)


これが、大方の海外の評価でしょう。


一応、関税交渉は決着がついいたようだが、石破首相、まだ辞めないらしい。今の状況で、終戦記念日の式典や国際会議に出席して何の意味があるのかな。理解不能な人だ。


一見、かっこいいことをいう人が、実は、自分のことしか考えていないという、その典型的なケースかも。(北朝鮮での真偽不明のスキャンダル情報なども頭を掠める。その頃の石破茂は、謀略情報をでっち上げられるほどの大物ではなかった。これは、昔、「噂の真相」で読んだ。www)


「正義の味方の嘘八百」というやつだが、やっていることがあまりにもセコいので、世の中へのインパクトも、「偽善的正義派」の割り切った嘘の清々しさもない。ただただ、粘着質のナルシズムの気持ち悪さが、後味として残る人のようだ。


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◼️村に監視カメラがついた!


※村の入り口近くに設置された監視カメラ。


ふた月ほど前から村に監視カメラがついた。覚醒剤対策だ。4回くらい捕まっている常習の男がいて、この間のソンクランの前にも逮捕されている。ムショに逆戻りは覚悟の前だったようで、捕まるまでは、村の若い衆を集めて毎日どんちゃん騒ぎをやっていた。むしろ、捕まえて欲しかったのではないか。家が向かいにあったので、カウントダウンして「何かを一気飲みする」声がよく聞こえてきた。遠い親戚だそうで、このまえ家を建て替えた時など、よく手伝いに来てくれたそうだ。根は気のいい男らしい。


そのパーティーに毎日来ていたのだが、還俗したばかりの親戚の青年だったのだ。この子は、還俗してすぐ薬に舞い戻って親戚から金を借りまくり、手に負えなくなった養父にバンコクに返された。事情があって、おさない頃から、かみさんの叔父に育てられていたのである。男の子がいなかったので可愛がって育てていたと聞いたが、薬の魔力の前には擬似親子関係など脆くも崩れ去り、結局、バンコクの親元に返されることになったのだ。


しかし、村に監視カメラが入るなんて、少し前なら思いもよらない話しだ。驚いたが、このカメラが、いざ事件が起こると、抜群の威力を発揮することはわかっている。抑止効果もあるだろう。年寄り三人で暮らす自分達にとっては、監視カメラの存在は、心強いと言えなくもないのである。



2025年7月24日(木)



以下をFBに投稿。ChatGPTとの共訳。


เขาว่ากันว่า พระคนนั้นตุบตาประชาชนได้ แต่ตุบตาตำรวจไม่ได้หรอก จริงด้วย สำหรับตำรวจ การจับโกหกพระที่ไม่ค่อยรู้โลกก็น่าจะเป็นงานกล้วย เหมือนเด็กสู้ผู้ใหญ่ แต่พระกลับโกหกหน้าตาเฉยได้ถึงขนาดนี้ การที่ได้รับความเคารพอย่างไม่ลืมหูลืมตาจากประชาชนมานาน คงทำให้พระฉาวพวกนี้ได้ใจไปใหญ่ละมั้ง


People say he might be able to fool the faithful, but not the police — and they're right. For the police, catching a naïve, worldly-ignorant monk in a lie should be child’s play. It’s like watching a kid try to take on an adult. And yet, he lies with a straight face, without a hint of shame. Years of blind reverence from the public must have gone to these scandalous monks’ heads.


バンコク市内の有名寺の住職が寺の金を使いこみ、檀家に言い訳するために、現金と金が盗まれたことにしようと警察に被害届を出したら、藪蛇になって、横領がバレてしまったというお粗末。「女性信者ゴルフ」の事件でもそうだが、タイのお坊さんは、やることが幼稚で、世間を舐めているのである。タイで職業として長くお坊さんをやっていると、崇め奉られることに慣れて、神経が麻痺してしまうのではないか?


実は、この事件には寺の内部からの告発者がいて、警察に色々情報を提供したらしい。住職が金行で密かに金を得る映像なども隠し撮りされているが、告発者のお坊さんが撮影したようだ。サムネにあるのは、その人の顔写真。以前のサムネには、横領した坊主の顔があったのだが、タイの新しい法律で、犯罪容疑者の顔は公表できないことになったので、写真を差し替えたのだと思う。つまり、メディアの住職の位置付けが、被害者から容疑者に代わったのだ。


住職は、こういう動かぬ証拠が出てくるまで、「事実無根」と平然と言い張っていたのだから、ある種の僧侶の倫理観は、一般人よりも、むしろ低いのではないか。おそらくは、自分でも信じていないことを信者の前で真顔で説教することに慣れているから、嘘をつくのに耐性がついているのだろう。



2025年7月24日(木)



冒頭はカンボジア側の映像。相変わらずロシア製のカチューシャを使っている。複数県、6ヶ所を攻撃しているから、計画的な行動ではないか?病院や学校、ガソリンスタンドが被弾して、今日、午後5時半の時点で、タイ側の民間人の死者が12人、兵士が一人亡くなっている。


重症者多数。私のいるブリラム県のある地区でも、負傷者の受け入れのために、政府系の病院から、緊急ではない入院患者が退院させられている。輸血の要請も。その煽りを食って、数日前から膵臓癌の末期で入院していた親戚のおじさんが追い出された。


今いる、村は、一番近い国境(バーンクルアット郡)から60キロくらいのところで、平穏そのもの。しかし、郡役所ある町まで出ると、国境から避難する人が押し寄せて、ちょっとした混乱状態のようだ。カミさんの叔父さんの家にも、国境から奥さんの親戚が逃げてきている。


「フンセンのプーチン化」と、先日、書いたばかりだが、ここまでやるとは流石に思わなかった。カンボジア人にあるタイ人の怨念、劣等意識を煽って、人気取りの愛国扇動をやっている・・・というくらいに思っていたのだ。


カンボジア政府は、国連に安全保障理事会の緊急招集を要求したようだ。おそらく、国境地帯に国連の停戦監視団を置かせることを狙っているのではないか?とんでもない火遊びであり、民間人を巻き込む攻撃は国際法違反でもある。


タイ側は、F16を6機飛ばして、カンボジア側の基地を二ヶ所、壊滅させたと発表している。制空権は完全にタイにあるから、今すぐ、長躯、プノンペンを攻撃することも可能だと思う。だから、フンセンが中国に逃げたという情報も流れた。専用機が韓国に降りたという情報もある。多分、ガセだろう。こういう時に逃げないから、フンセンは、今まで、修羅場を勝ち抜いてきたのだ。


しかし、元共産圏の国で、まともな国がほとんどないのは(ベトナムは「単なる開発独裁」に無事移行したように思う。ある程度の成功例)、なぜだろう。「共産化した国の民族性、あるいは民度」ということも考えなければならないのではないか?なんか情けない。


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F16を一機、地上から撃墜したとするカンボジア側の主張を、タイ空軍が正式に否定している。しかし、カンボジアもなんだかなあ・・・半世紀以上前、ベトナム人民戦争英雄譚時代の、戦争プロパガンダがフラッシュバックしたのか(笑)制空力で圧倒的に劣っているから(ジェット戦闘機タイ72、カンボジア0)、こういう古式蒼然とした強がりを国内向けに言うしかないのだろう。


タイ側ではこういう情報は隠せない。一応、メディアが機能しているし、パイロットの家族もいる。また、軍の広報ポリシーにも、情報を抑えることはするが、完全な嘘をつかないだろう・・・というくらいの信頼感はある。そこが、「嘘も100回言えば・・・」と、中国やプーチンやトランプを見習って、そう考えているらしいフンセンとは、違うところだと思う。



2025年7月26日(土)



オーストラリアの専門家が、衛星写真の分析により、カンボジア側の主張の矛盾を、証拠付きで指摘している・・・というバンコクポストの記事。


リードは以下。分析した研究者はかなり若い人だが、最近は、こういう若い人の方が当てになるのである。


Australian expert's imagery shows systematic military build-up preceding deadly July clashes


現地で経緯を見ている人間には、カンボジア側が先に攻撃してきたことは明らかなのだが・・・。大体、紛争中の遺跡を実効支配しているタイが、カンボジア側に先制攻撃する理由がないのである。わざわざ相手に、対立を国連の場に持ち込む理由を与えるようなものだ。


ウクライナのブチャで起こったことが、今、スケールダウンして、タイでも起きている。今、タイで起こっている事態を虐殺と言っているのではない。(タイ側の民間人の死者は十六人、兵士は5人)新しいテクノロジーにより、独裁者が流す偽情報の嘘が暴露される事態である。


ますます、フンセンはプーチンに似てきた。結局、中国頼み、ということも同じである。中国、ロシア、プラスαが、「悪の枢軸」という時代になったのではないか?変動的悪の枢軸(笑)


当たらずと言えども遠からず、という冗談です。しかし、こんなことで殺される一般市民や兵士、特に、カンボジア側の兵士はたまったものではない。


1997年のカウンタークーデターのたった一年後、反フンセンクーデターの首謀者だったある将軍が、上院議長だか、副議長だかに就任したことを思い出した。あの時もたくさんの市民や兵士が死んだのだ。そういう国なのである。


Time will tell on their power minds

Making war just for fun

Treating people just like pawns in chess

Wait 'til their judgement day comes, yeah

(War Pigs, Black Sabbath)


カンボジア政府は、自軍の被害を明らかにできないようだ。タイ軍はこの点を皮肉って、「カンボジアは、今、何人の兵隊が『パクチーの根っこを観察している』のか発表できない。それがわかれば、兵隊が軍から逃げ出し始めるからだ」・・・と言っている。


「パクチーの根っこを観察する」というのは、タイ語の俗語で、「死体になって埋まっている」という意味である。


ではでは



2025年7月26日(土)



ผมว่า เจ้าอาวาสวัดแห่งหนึ่งในบุรีรัมย์ ซึ่งยังไม่กล้ากลับจากญี่ปุ่น อาจจะใช้วิธีเดียวกับสมีชื่อดังคนนี้ นั่นคือขอลี้ภัยทางการเมือง ตามกฎหมายญี่ปุ่นในปัจจุบัน เขาจะสามารถพำนักอยู่ต่อได้จนกว่าจะถูกปฏิเสธครบสามครั้ง แต่ถ้าเขาไม่มีปัญหาอย่างอื่นนอกจากเรื่องวินัย การลาสิกขาแล้วเริ่มต้นชีวิตใหม่ในฐานะฆราวาสก็เป็นทางเลือกที่ดีเหมือนกันนะ ยิ่งนานไม่กลับ ยิ่งทำให้คนสงสัยว่าอาจจะมีอะไรอีก


昔、マントラという破戒僧がいた。マントラが教師を勤めていた大学の女子学生が、彼と関係を持ち子供をもうけたと名乗り出たのだが、当人は、DNA検査を拒否して、サンガから強制的に還俗させられた。橙色の僧位を脱がされた後も、マントラは、青色の相違を着て、自分は出家であると頑強に主張し、サンガ組織と対立し、時にばサンガの頂点にいる大長老と自分を比肩する言動さえしてのけた。タイのサンガ法では長老の権威を僭称することに、最高20年の禁錮刑が課せられる。マントラは、アメリカに政治亡命した。


自分がタイに赴任する少し前の事件で、マントラはもう亡命していたと思うが、まだ、結構、続報が出ていて印象に残っている。最近、僧侶の不祥事が相次いで、タイ仏教の権威が揺らいでいるので、当時としては衝撃的だったこの事件を番組で振り返ってるのだ。知らなかったが、マントラは、時効の成立後タイに一時帰国し、またアメリカに戻って、今年、亡くなっている。


映像を見ると、この人には異端のペテン師の迫力、カリスマがあって、「ひょっとしたら、信念に基づいて行動しているのではないか?」と感じさせるものがある。「女性信者ゴルフ」の色仕掛けにハマった、現代の破戒僧、職業的坊主たちの、単純明快、ごく卑近で日常的な、堕落、腐敗とは、一味違うなあ、と思った。こちらは、日本のいわゆる「生臭坊主」たちと、そんなに変わらない。


タイ語で書いているコメントは、「ごく卑近な日常の、堕落、腐敗」の範疇に入るタイの生臭坊主へのアドバイス。誰かに撮られたらしい、後ろ姿のヌード写真(刺青で特定可能)や、口を大きく開けて舌を突き出している意味深な顔のドアップがネットに流出して、滞在中だった日本から帰るに帰れなくなった。本人は、まだAIによる捏造だと主張しているが、一度、自分の写真だと認めているし、サンガ組織の出頭命令を無視して、帰国しないのだから、本物だと白状しているようなものだろう。既に、地方組織での役職は解かれている。この人は、「難民申請するのではないか」とからかい気味に書いたのだ。


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マティチョン紙より


Cambodian shells landed near the hospital in Lahansai town. Our sister-in-law's family should evacuate to the provincial capital. Random attacks on civilian targets are violations of international law. Hun Sen and his army have completely lost their minds. I’m a foreigner, and from a neutral point of view, Thailand cannot stop fighting unless Cambodia stops shelling across the border. Calling for a ceasefire from both sides feels unfair to me.


กระสุนปืนใหญ่จากฝั่งกัมพูชาตกใกล้โรงพยาบาลในอำเภอละหานทราย ครอบครัวของน้องสะใภ้เราควรอพยพไปยังตัวจังหวัด การโจมตีแบบไม่เลือกเป้าหมายต่อพลเรือนถือเป็นการละเมิดกฎหมายระหว่างประเทศ ฮุน เซน และกองทัพของเขาดูเหมือนจะเสียสติไปแล้ว ผมเป็นชาวต่างชาติ และจากมุมมองที่เป็นกลาง ประเทศไทยไม่สามารถหยุดการสู้รบได้ หากกัมพูชายังยิงข้ามพรมแดนอย่างต่อเนื่อง การเรียกร้องให้ทั้งสองฝ่ายหยุดยิงดูไม่ยุติธรรมสำหรับผม


カンボジアの越境攻撃、三日目。


義理の妹の家がカンボジアからの砲撃の射程内に入って、県庁所在地の街へ避難した。幸い、娘が、県立病院で医者をしているので、官舎に泊まれるらしい。射程内に入っているだけではなく、現に、郡病院の近くに砲弾が落ちたりしている。

フンセンは気が狂ったのか?停戦を国連安全保障理事会に提起したが、こういう状況で、タイ側が戦闘をやめられるはずがない。昨日は、タイ軍が、タイ側への攻撃に使われている重要拠点の峠を奪取し、奪還した峠にタイ国旗を立てて、「国土を守るために最後の血の一滴まで捧げる」という例の国歌を歌った。カンボジアはタイに、国民的戦意を盛り上る格好の機会を提供したのである。


フンセンの手法は、「嘘も100回言えば・・・」という、ゲッペルスースターリンープーチン系列のプロパガンダ戦だと思う。自国兵士の犠牲を厭わないという点でも、その伝統を引き継いでいる。が、いかんせん、ナチスドイツや旧ソ連、ロシアと違って、国力が弱すぎる。タイとの戦力比でも圧倒的に劣っているから、民間人を攻撃してタイ側に反応させ、被害者を装って国連での宣伝戦に持ち込むしかないのだ。


しかし、これは案外、功をそうするかもしれない。トランプが乗ってきて、停戦交渉に応じなければ関税交渉を停止すると言い始めている。この人は、アメリカの力(というか自分の力)を誇示することしか頭にないのだから、細かい話しなどどうでもいいのだ。しかし、毎日、砲弾にさらされ、死者を出しているタイとタイ人にとっては、どうでもいい話しではないのであって、ウクライナでもそうだったが、一筋縄ではいかないことが、あの人にはわからないのだ。だから世界が混乱する。



2025年7月27日(日)


カンボジアの越境攻撃4日目


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イサーン4県の避難者の数。上から、ブリラム。シサケート、スリン、ウボンラーチャタニー。総数79,249人。自分が今いるのが、ブリラム県で、3800人が県庁所在地の街に避難している。Tリーグのブリラムユナイテッドの本拠地であるチャーンアリーナが避難場所になっている。


昨日は、カンボジアが、射程130キロの長距離ロケットを使用するのではないかと、村の話題になっていた。一応、村も、郡役所のある街(プラコンチャイ郡)も射程に入るので、戦争が数インチ村に近づいた感じではある。しかし、緊張感は全くなく、村の中年アル中団が、いつものように、戦争を肴に朝から酒を飲んでいる。


一方で、郡役所のある街では、長距離ロケットの発射準備の情報(軍が正式に注意喚起した)を受けて、病院から患者を移し始めたという。その後の報道で、タイ軍は、長距離ロケットのうち1基を空爆により破壊したと発表した。あと5基あるそうだから、タイ側は停戦が成立する前に全て破壊しておきたいのではないか?こんなものをランダムに射ってこられたらたまったものではない。クメールルージュの印象が強烈であるためか、クメール人には、そんなこともしかねないという、ある種野蛮なパッションがあると、タイ人は感じているようだ。


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カンボジアの越境攻撃が始まって四日目時点、民間人の死者が14人、兵士の死亡が8人となった。以前、一般市民の死者が16人と書いた記憶があるが、間違いでした。訂正。


結構、奥さんから聞いた話をそのまま書いたりしているので、こうなる。ま、自分が、新聞記事みたいなことを投稿しても無意味なのだから、それでいいのだが、奥さんは昨日も、「タイがプレアビヒア寺院を奪還した」などと言っていた。それは、さすがにない。それをやると、国際社会を敵に回すのだ。イスラエルの二の舞になる。



2025年7月28日(月)



カンボジアの政治宣伝、だんだん、北朝鮮のそれに似てきた。現首相のフン・マネットと親子で写っている写真など、指導者一族の聖家族化の狙いが露骨である。軍の女性スポークスマンは、例のチマチョゴリ姿の名物アナウンサー(笑)


違うのは、カンボジアの政治宣伝には、崇拝の刷り込み一辺倒ではなく、指導者の疲労を前面に出す人間味がまだあること。これは、曲がりなりにも選挙がある効用だろう。有権者の同情を買おうとしているのである。


しかし、これ、フンセンの疲労、老いが如実に出過ぎていて、かえって国民を不安にさせるのではないか。事態のエスカレートに呆然としている印象にもなるのである。あえて禁句を使えば、ボケ老人っぽい。


ちなみに、写真は、フンセンの公式サイトから。なんと、フォロワー1,479万人!外国人がたくさん見ているとも思えないから、ほぼ、カンボジア人が全員フォローしているのではないか?



フンセンは裸の王様になりつつある?


マレーシアでの停戦交渉のニュースが流れたせいか、朝ニュース(ソラユットの「今朝の話題」)でのカンボジアの呼称が、「カメーン」から「カンボジア」に戻った。クメールではなく、タイ語の「カメーン」という言葉は、一種の蔑称なのだ。少なくとも、カンボジア人はそう感じていると思う。日本語の「朝鮮人」「支那人」ほど強烈ではなく、辞書にも普通に載っている言葉だが。かの有名アンカーは、意識してカメーンを蔑称として使っていたと思う。

 

タイとカンボジアの関係は、日本と朝鮮半島との関係にちょっと似ている。歴史のある時点ではカンボジアが先進文明であったこと、その関係が近現代において逆転し大きく引き離されたこと。現在、国力の差が縮まり急追しつつあること・・・などなど。穿ちすぎか。


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カンボジア、タイが化学兵器を使用と主張・・・だって(笑)もちろん、タイ側は否定。


つたく、なんでも言えばいいというわけじゃないのよ。彼我の戦力にこれほどの差があるのに、タイが、そんなリスクを犯すはずはない。(クラスター爆弾に関しては、元々、タイは禁止条約に加盟していない。)ますますロシア=プーチンの「嘘も100回言えば」プロパガンダに似てきた。


ま、実際に、なんでも言えばいいと思っているのですね。確信犯。何でも、一応、言っておけば、反論している形になるし、メディアが両論併記してくれる。こういう「嘘百プロパガンダ」の根っこには、「目的は手段を浄化する」という独善的イデオロギーの傲慢があったと思う。もはや、両国ともに、そのイデオロギーの目指した理想は跡形もないのだが、ナチスにも共通する宣伝手法だけが残ったのだ。




2025年7月29日(火)


昨日深夜の12時というのか、本日0時にというのか、停戦が発効した。発効前の陣取り合戦が激しくあったようだが、概ね、タイ側が撃退したようだ。今、午前2時、発効してから2時間が経過しているが、重要な停戦違反はまだ報道されていない。


(ニュースを見るために起きていたわけではない。午後8時から9時に寝て、このくらいの時間に起きるのが日課となってしまった。めちゃ静かだし、プライベートな時間が持てる。庭の手入れにも、日の出後の涼しい2〜3時間は貴重。だから、こちらで農作業する人は、みんな早寝早起きなのだ。昼間は暑くて、マジで作業にならない。頭ではわかっていたが、田舎に来て、初めて実感としてわかった。)


トランプが成果を誇っているが、別にトランプがしゃしゃり出なくても、ASEANの仲介で停戦はなっただろう。戦力で圧倒的に劣るカンボジア側は、始めた時から停戦の時期を探っていたと思う。もちろん、タイも、北部の洪水だって大変な時に、戦闘を続けたいわけがない。


以下は、昨日、フェイスブックに投稿したことなど。


カンボジア軍スポークスマン、「タイ軍が化学兵器を使用したと非難」だって。



つたく、なんでも言えばいいというわけじゃないのよ。彼我の戦力にこれほどの差があるのに、タイが、そんなリスクを犯すはずはない。(クラスター爆弾に関しては、元々、タイは禁止条約に加盟していない。)ますますロシア=プーチンの「嘘も100回言えば」プロパガンダに似てきた。


ま、実際に、なんでも言えばいいと思っているのですね。確信犯。何でも、一応、言っておけば、反論している形になるし、メディアが両論併記してくれる。こういう「嘘百プロパガンダ」の根っこには、「目的は手段を浄化する」という独善的イデオロギーの傲慢があったと思う。もはや、ロシアにもカンボジアにも、そのイデオロギーの目指した理想は跡形もないのだが、ナチスにも共通する宣伝手法だけが残っ悪しき遺産として残った。


同じスポークスマンが、カンボジア側の戦死者は5人と発表している。プーマクワの戦闘だけで12人の戦死者が出て、タイ側が兵士の遺骸をカンボジアに返還しているにもかかわらず!・・・である。


カンボジア陸軍の副司令官だったスレイ・ドック大将の戦死も確認された。。同将軍は、陸軍第3サポート師団の司令官で、国境地域での、タイ軍との交渉を担当していた重要人物である。タイ側の報道では、「フンセンと長年苦楽をともにしてきた腹心」とある。


しかし、カンボジア側は将軍の死を当分発表できないだろう。フンセンの総指揮によって行われた(そのことをカンボジア側は隠そうとしていない)軍事作戦の失敗を、国民の目から隠さなければならないから。今、フンセンは、かの「偉大なる将軍様」の地位に自分を押し上げる過程にある。「無謬神話」の創作過程にあるわけだ。失敗するだろうが。


タイ側が、戦死者の情報を隠すことは、まずあり得ない。メディアや、兵士の家族の監視の目があるし、戦死者を顕彰しなければ軍の士気が保てない。現に、今、それを大々的にやっている。軍は、不利な情報を隠すことはあるけれども、そこまでの嘘はつけないし、また、つこうと思わないだろう。この辺りが、それなりに発展した中進国と、様々な意味で発展途上の国の違いではないかと思う。




映像はソラユットの「今朝の話題」から。


タイのドローン技術もなかなかのものだ。カンボジア軍の通信用の信号を捉えて爆撃するから、森の中にあってもターゲットを特定できるのそうだ。これなら、戦果の報告も正確だろう。


隣国にああいうとんでもないやつがいると、「対話だけによる平和」という主張が説得力を失ってしまう。この攻撃が、自分や家族、友人、親戚への攻撃のリスクを減らすと思うと、「兵隊さんよありがとう」と思ってしまうのだ。「あ、ドローンさんよありがとう」か。


日本も同じ状況だろう。そして、一度、こういうことを経験すると、日本人の意識はガラッと変わってしまうような気がする。それは、それで怖いことなのだ。だから抑止ということが重要なのだと思う。



カンボジアから2億5千万回ものサイトへのサイバー攻撃があり、バンコクポストが同国からのアクセスをブロックしたと声明を出している。


これは動員じゃないかも。カンボジア人、本当に熱くなってると思う。なんせ、人気女優の発言を誤解して、プノンペンのタイ大使館を焼き討ちする人たちだから。(フンセンの煽動説もあった)危ない、危ない。なんか、あちらでタイ人に不慮のことが起こらなければいいのだが。


以下、以前書いたことを少し訂正。


130キロの射程があるとされる中国製のPHL−03ロケット砲、タイ空軍が発射台一基を破壊したというニュースがネットで流れていたが、タイ軍のスポークスマンは情報を確認しなかった。カンボジア側が「タイ軍はプルサット(カンボジア内陸部の県)を攻撃した」と非難していたので怪訝に思っていたが、ひょっとしたら、発射台がそこにあったのかもしれない。未確認情報。しかし、停戦交渉を前にして国際社会の支持が必要なときに、タイがそこまでやる理由が他に考えられないのだ。


奥さん情報によれば、中国側は、「カンボジアには射程20キロ以上のミサイルは提供していない」と言っているのだという。しかし、ウィキは、PHLー30の射程は最長130キロだと書いてある。ひょっとしてスペック詐欺?(笑)


笑ってはいるが、奥さんが言うことは、だいたいタイ人が、こういう情報を見て、こういうふうに考えているということなので、実際のところ参考になる。一言で言えば、怒っているのだが、一方、まだ一部の人にしか具体的な被害はないから、タイ人としての一体感を楽しんでいる気配もある。募金もよく集まっている。戦争、テロ、災害、こういう時の、タイ人の張り切り方はすごいし、彼らのボランティア精神に感心させられる。


カンボジアのYouTuberが、他国の山火事の消火活動の写真を、「タイが化学兵器を使った証拠」として拡散しているそうだ。カオソット紙によれば、首相夫人まで、これに騙されては、投稿をシェアしているという。知り合いの優秀なカンボジア人たちには悪いが、これはやはり、「カンボジアレベル」と言わざるをえないなあ。あるいは参政党レベル。(笑)


あ、キャプションをよく読むと、今年起こったロサンジェルスの山火事の写真だ。しかし、雑な仕事だなあ。首相夫人までデマ投稿を拡散して・・・。首相の奥さんは、若くて美しいファーストレディとして、結構、影響力のある人なのである。しかし、これは、まあ、確信犯でしょうね。LAの山火事写真までシェアしたかどうかは定かではないが、大使館や、フンセン夫人、国王陛下まで、同じような情報を、証拠も示さずに拡散ている。


しかし、石破、まだ辞めないの?しばらくタイーカンボジア関係のニュースばかり見ていたら、まだ辞めないと言っているようで、驚いた。何がやりたいかわからないし(首相の座にいながらの「自分探し」はやめてください!と言いたい)、あの顔がなあ・・・辛気臭くてだめだ。タイなら絶対、選挙で勝てないだろう。あ、日本でもか。



2025年7月30日(水)



ある自民党幹部が「石破は完全にいじけてる」だと。「いじけてるって」いじける意味がわからん(笑)やはり、この人は、自己愛が極度に強いサイコパス的人格で、常人とは違った光景を見ていられる人なのではないか?


このまま自民党が分裂に突き進むのも面白いが、参政党みたいなとんでも政党が勢力を伸ばすのもなあ・・・なんか不安。だって、次、コロナみたいな事態が起こったら、ワクチン打てないんですよ、あの党の主張では。


ま、こういう人の、首相の座をかけての、自分探しの迷走に付き合っていられる余裕があるのだから、日本は平和ですなあ。でも、いつか、どーん、としっぺ返しを喰らうような気もする。


続報

津波だ!そういう意味じゃなかったんだが。しかし、これで、当面、石破が続けるしかないだろう。


続・続報


There has been a lot of fake news spreading about the tsunami in Japan. However, no serious damage has been reported so far. In short, Japan is ok.


大きな被害が出なくて、ひとまず良かった。ロシアに関して言えば、日本の旧領土、というか領土も含まれていることだし、災害援助を積極的にやるべきだろう。しかし、天罰が下るならプーチンだろうに!天もあてにならん。



2025年7月31日(木)




看護婦である姉に、生まれてくる子供と奥さんの世話を託した、タイの国境警備兵の手紙。鶴田浩二が読み上げる、植村眞久海軍大尉の遺書を思い出した。政治的立場に関わらず、どちらも涙なくして読めない手紙。


以下、投稿に付けられたキャプション。以下、そのChat GPT訳。


「彼女がもうすぐ出産するんです」


この話は、看護師のお姉さん「Wann Sp」さんが投稿したものです。

前線の兵士から彼女に宛てた手紙(画像参照)が届き、そこには「彼女がもうすぐ出産する」と書かれていました。


看護師のお姉さんは、「彼女と赤ちゃんをしっかり世話する」と約束しました。

そして今……無事に出産しました。


「子どもは生まれる。でもカンボジアとの戦いにも出なければならない」


――そんな言葉を読んで、涙があふれました。なんて返せばいいのか分かりません。


でも、どうか安心してほしい。

この看護師が、あなたの家族を精一杯守ります。

私たちの代わりに、国のために尽くしてくれてありがとう。

お母さんも赤ちゃんも、そしてお父さんも、どうか無事でありますように。


感動CMを作るのが上手なお国柄だから、ちょっと疑ったが、マスコミのニュースでも取り上げていて、兵士の奥さんは、無事、女の子を出産したという。もっとも、そんなヤラセをせずとも、こういうエピソードがいくらでも出てくる国なのである。何せ、「お国のために血の最後の一滴まで捧げます」と毎朝、子どもたちが朝礼で歌う国なのだ。


国境での戦闘で亡くなったタイ軍兵士は15人になる。この人たちは、ワーヒーロとして讃えられ、家族にも手厚い恩給が与えられるからまだいいが、「戦死者は5人」などとほざいているカンボジア政府に「パクチーの根元に埋められたまま」存在しないことにされているカンボジア軍の兵士たちは、あまりに悲惨である。それもこれも、フンセンのメンツのためなのだ。ウクライナ侵略がプーチンの戦争であるように、今回の国境紛争はフンセンの戦争だと思う。歴史的背景があるにせよ、結局は、そこに行き着くのだ。


ブチャの虐殺の時、CNNの有名アンカーが言っていたが、人間、沈黙を強いられて、殺されていくほど、無惨なことはないのだ。亡くなっていく時、死んだ後、自分と言う存在がどう世の中で扱われるか、ポジティブな想像ができる分だけ、まだタイ人兵士の方がマシなのだ。そんなこと関係ないと言う人もいるだろうが、自分は、関係があると思う。

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