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ニュース報道に見るカンボジアの北朝鮮化(テレビ日記12月より)

  • somsak7777
  • 2025年12月17日
  • 読了時間: 3分

2025年12月17日(水)


今、午後3時半。今の所は静かな1日で、砲声が聞こえることはなかった。報道によれば、スリン県のタークワイ遺跡付近、ウボンラーチャターニー県の要衝アンマー峠で激戦が続いているようだ。どちらもタイ軍が制圧を宣言した場所だが、カンボジア側が奪還しようと猛攻撃を仕掛けている。タークワイ遺跡近くの350高地はタイ側が攻撃を仕掛けているが占拠できていない。


前者はここから90キロ、後者は200キロ以上離れているので、流石に、聞こえないのだろう。音が伝わる距離には風向きなども影響する。また、日中よりも夜の方が音が伝わりやすいそうだ。


以下、「朝のニュース」より


カンボジアメディアの報道だと、


タイ側戦死者5000人、負傷1万人・・・だって(笑)


なんか北朝鮮のメディアと似てきた。「最高尊厳」の顔色を気にしすぎて、リアリティのある宣伝用ナラティブが作れないのである


これがたとえば、戦死者120人、負傷700人くらいなら「ひょっとしたらありうるかな」と思わせられるのだ。タイ政府の公表した戦死者は19人だから、それでこそ「タイ側は戦死者を隠している」とプロパガンダ戦を攻めることができる。ちなみに、このメディア報道でのカンボジア軍の戦死者はゼロ・・・(笑)シュールだ。


「偉大な将軍様・フンセン」が戦争指導しているからだろう。(フンセンは自分が戦争指揮の先頭に立つと公に宣言している。法的根拠はわからない)流石にカンボジアの一般国民もこの情報は信じないだろうから、このニュースメディアの顔はフンセンの方だけを向いていると言っていいだろう。


ちなみに、タイ側が発表しているカンボジア側の戦死者数は505人(12月16日時点)1日50人から60人戦死している計算だから、これは、まあ、彼我の戦力差から言って、まんざらあり得ない数字ではない。おそらく、カンボジアメデアは、タイ側が500人と発表したので、それに10倍したのではないか?マジで、その程度の話だと思う。


政府によるプロパガンダ能力の差、メディアの質の差、社会の民主化程度の差(タイは半分の民主主義だけども、共産主義を通過して時間を無駄にしていないところが大きい)、国民民度の差が、こういうニュースのディテールになって現れてくるのである。


しかし、AI社会、フェイクニュース社会のもう一つの落とし穴は、「カンボジアがそう報道しているという、その事自体がフェイクである可能性」があることだ。この情報の場合、チャンネル3の人気ニュース番組が公式サイトで取り上げていたので一応信用した。



公式サイトを調べたのは、この番組は、人気キャスターの生成画像入りでフェイクニュースが流される事が多いので、ソースを公式サイトまで遡ってチェックしないと安心できないからである。


<了>


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