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DVを合法化したタリバン(日記から)

  • somsak7777
  • 2月21日
  • 読了時間: 3分

2026年2月20日(金)


▪️DVを合法化したタリバン


まじかい。アフガニスタンのタリバン政権が、「骨折しない程度なら、男は妻や子供に暴力を振るってもいい」という法律を通したそうだ。ちょっと眉唾だが、一応、意図的なフェイクは流さないソースの記事。これって文化多様性の範疇かね。


西欧の大手紙で扱っているのはTelegrhaphだけ。あと、論文誌のDeplomat。インドの新聞が主に扱っているが、これは一応、あの国の大手紙が書いている。読者受けしそうなニュースなので、フェイクでなければ、もっと多くのメディアが扱っても良さそうなものだが。



ちょっと調べた。フェイクではなく、事実のようだ。以下、タイ語記事が元にした(というか殆ど逐語訳)Times of India の英文記事。



正確には「骨折や開放創に至らない」暴力ならば、夫が妻や子供に振るっても罪に問われない・・・という条文があるようだ。また、仮に、夫の暴力によって骨折や外傷を被っても、女性は「保護役の男性(多くは夫)と共に出廷せねばならず、また、公衆に肌を晒して怪我の箇所を明示せねばならないから、現実に被害を立証するのは極めて困難だということだ。暴力を振るった夫への最高刑は禁固15日!


他にも「自由人」と「奴隷」によって刑罰の重さが変わってくるとか、信じられないようなことが書かれてあって、中世かい!と驚かされる。


余談だけれども、原文の英語記事を確認したのは、タイ語記事に誤訳があったため。暴行罪の構成要件となる「骨折と開放創に至る暴力」のことを英文は obscene force と言い換えていたのだが、タイ語記事はこれを「猥褻な暴力」と訳していたのである。これでは、読者は、「あれ!? 性犯罪のことを言ってたの?」と混乱してしまう。このobsceneは「常軌を逸した」とか「度を超した」と訳すべきで、これなら、「犯罪となる暴力の程度のことを言っているのだな」とすぐ理解できるのだ。


インド英語には、古めかしい言い回しが多いことを翻訳者が知らなかったので、一番、一般的な訳語に飛びついてしまったのだろう。あるいは、機械翻訳だったのかもしれない。最近の自動翻訳はAIの発達のおかげで完成度が高いので、逆にこういう細かなミスが発見できなくなる。プロの翻訳者の訳だと思うから、警戒を解いてしまうのだ。


それにしても、このニュースを西欧のメディアが殆ど取り上げていないことに驚いた。アフガニスタンは、だんだん「忘れられた国」になっていくな。少しでも自由を味わった分だけなおさら、今の世代の女の人は辛いだろう。

 

<了>


<了>

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