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タイの有名女優の写真にカンボジアのネット民がイチャモン、大使館焼き討ちの悪夢が・・・

  • somsak7777
  • 8月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月14日

2025年8月10日(日)


To be frank, it's an inferiority complex that makes them think too much.


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Vogue Thailand に掲載されたマイ・ダウイカという女優の写真。モデルっぽいスタイルで売る、タイで二番手グループくらいにいる有名女優である。(実際にモデルもやっているよう)この写真が、カンボジアのネチズンに「カンボジアを見下している」という理由で批判を浴びているのだそうだ。


Cambodiaという文字が足元に置かれているのが気に食わないらしい。(足蹴にしている、みたいな意味?)「なにそれ?」と唖然とするような話だが、カンボジアには、ふた昔ほど前、あるタイの人気女優の発言を曲解した群衆が、プノンペンのタイ大使館を焼き討ちした前科がある。


記事の集合写真を見ても地名は全て同じ位置にあるし、Baliという文字も同じように足元に置かれている。バリの住民が、この写真を見て「見下されている」などと考えることはまずあり得ないだろう。タイに対する歴史的怨念、根深いコンプレックス持つ人たち以外には、考えつかないような、いびつな解釈なのである。


思うに、フンセンも、カンボジアの一般大衆と同じように、タイに対するネガティブな感情を持ち続けてきた人なのではないか?(あるいは、マニピュレーターとして大衆の感情を理解し、世論を扇動、操作しているのか)


タクシン家のお嬢様首相は、そこのところを見誤り、個人的関係を過大評価した末、フンセンを丸めこめると思って、自国の軍隊を貶めるような発言までした。それで、今、窮地に追い込まれているわけだが、まさか、オフレコであるべき電話の音声をフンセンが録音し公開するとは思わなかったろう。外交儀礼上、まずあり得ない行為であり、フンセンの行動は、国境で本格的な戦端が開かれる前から常軌を逸していたのである。


写真と記事は、日本のアダルトビデオ情報を積極的に紹介して人気のネット紙「カオソット」から。同紙は、タイ最大のネット紙で、タイの朝日新聞「マティチョン」の姉妹紙である。「カオソット」は直訳すると「生ニュース」、「マティチョン」は「人民の決議」という意味。どちらも伝統ある活字紙だったが、カオソットは、随分前から、ネットに特化している。以下、記事のアドレス。



<了>

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