AIと一緒にタイの国歌を翻訳したら、あの国の別の一面が見えた!
- somsak7777
- 8月1日
- 読了時間: 2分
更新日:8月14日
下が、Wikipedia の訳。
血と肉によるタイの団結
タイはすべてタイ国民に属せり
一致団結 国家の独立永らえん
平和を愛するタイ国民
苦難に屈する臆病者なし
侵されることなき国家の独立
自由のために命を捧げん
タイ万歳 永きに渡る勝利を!
なんか、読んで、ちょっと違うな・・・という。
戦後民主主義的にマイルドにしている感じがあるのですね。
そこで、自分で訳してみた。
以下、ChatGPTとの共訳。
すぐにこれが出てきたわけでなく、「国王によって統治され云々」とか、勝手な訳を付け加えて、手こずらせました。タイ=王国という固定観念で、訳をでっち上げているのですね。AIはこういうことをたまにやるので、まだまだ信用できない。
自分がある程度知っているテーマで、助手役に使う時は、とんでもなく時間効率が良くなりますが・・・。必ず、出典をあげさせることが、事故なく使うための、一つの、コツのように思います。
前おきが長くなりました。
タイ王国の国歌
日本語訳:ChatGPT原案+修正
タイ国は、タイ族の血と肉からなる国
民衆の国であり領土はすべての国民のもの
この国がここまで存続できたのは、
タイ人すべてが団結を愛しそれを目指してきたから
タイ人は平和を愛するが、戦いでは怯まない
我々の独立を誰にも犯させない
国のために血の最後の一滴まで捧げるのだ
タイ国がさらに高く栄えんことを
チャイヨー(万歳)
普通、この後、万歳三唱する
チャイヨー、チャイヨー!
(万歳、万歳、万歳!)
ね、かなり感じが違うでしょう。
民族主義を薄めるためかどうか「タイ族」という言葉が抜けているし、「戦いに怯まない」が「苦難に怯まない」になぜか変更されている。「自由のために命を捧げる」はほとんど誤訳。国の独立と自由(ホーチミンかい)みたいに人民戦争風、もしくは近代民主主義風の印象にしたかったのだろうが、原文は、「国のために命を捧げなさい」と、明確に言っているのである。
誰が訳したのか知らないが、自国の平和主義のために、他国の国歌まで歪めてはいけない。タイでは、6歳の子供が、毎日、学校で、この歌を歌っているわけで、「微笑み」だけの国ではないのだ。
ではでは
<了>









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