砲声を聴きながら庭に水を撒いた、これって「関心領域」の罠ってやつ?
- somsak7777
- 5 日前
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2025年12月9日(火)
フンマネットは「平和的な解決を」というが、自分は今、ここから50キロほど離れた国境にカンボジア側から打ち込まれるBM21(我々のイメージするカチューシャ砲ですね)の着弾音を聴きながら、これを書いている。昨晩からひっきりなしに聞こえる音である。
今朝も、遠くから聞こえるその音(雨季ならば、遠雷の音だと思ったろう)を聴きながら、庭の花に水をやり、これから朝ごはんを食べる。「関心領域」という映画の題名を思い出した。(映画は見てないが)
今は、タイ空軍のF16が、カンボジアの陣地を徹底的に破壊して、当分、交戦不能な状態にしてくれることを願っている。当然、多くのカンボジア兵が死ぬが、自分の印象としては、人民や兵士の命をもて遊んでいるのは、フンセンと、その一族の方なのである。
これから、カミさんが、村長の家へ、ジャスミン米の種籾を受け取る手続きに行く。(政府が安値で供給してくれるそう)遠くで響く、カチューシャ砲の着弾音を聴きながら、自転車で行くのだ。あの音に、一日、というか数時間で慣れてしまったよう。「関心領域」が急激に狭窄化したわけだが、幸せに生きていくためにはこれも仕方なし(笑)
ちなみに、国境地帯は昨日のうちに避難が完了して、治安維持を担当する少数のボランティア以外は無人である。多くは、ブリラム市内のスタジアムにある避難センターに寝泊まりするが、この村にも国境の郡から避難した人がやってきている。かみさんの親戚の家にも、一族郎党20人が滞在している。
タイ側で死亡した兵士には、4歳の女の子がいたそうだ。こういう時代だから、なくなる前日に、携帯で娘と会話している。「お父さんはまだ帰れないよ」が最後の言葉だったそうだ。
カンボジア側の兵士の死者は、タイ軍とは桁が違うだろう。フンセンはプチ、プチ、プチ、プーチンである。老害どころではない、老いた痴呆症の死神。フンマネットは、この老人を座敷牢に押し込められないものか。













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