

今日の一句 昼の市場
木の下闇に電球ほのか昼の市 万斛  木下闇は、このしたやみ、あるいは、こしたやみと読み三夏の季語。三夏とは、初夏とか晩夏とか時期を細かく分けず、夏全体に使える季語という意味だそうだ。   写真の実景は木陰ではないから「下闇に」とやったほうがよいかも。この「下闇」も三夏の季語...


今日の一句 マリゴールド
馬糞色に枯れたタンポポのよな花 では太   花はマリゴールドでタンポポとはずいぶん違うが、語呂がいいのと季語なのでタンポポとした。枯れた花の色は結構きれいだと思うが、茶色というのも当たり前すぎるので馬糞色とした。まぐそいろ、と読ませる。   あえて冒涜的にいけば、  ...


今日の一句 モンキーポッド
青葉下木洩れ日の下三回忌 では太   よく木にまとわりついている、この大きな葉っぱの蔓木はなんという植物か?これもポトス?近所の人の説によると、木に絡まるポトスは葉っぱがこのようの大きくなるらしい。脱色して白っぽい斑ができるところなどは、まさしくポトスであるが。 ...


今日の一句 ポンポン船
ポンポン船水面切り行く夏の朝 万斛   水面は、みなも、と読ませる。   アパートの前の運河を始終通るのは、ポンポン船のような長閑な船ではなく、爆音を立てて走り去るモーターボートである。しかし、「朝まだき運河爆音響く夏」では、なんのことだか分からないだろうから、あえて長閑な...


今日の一句 ブーゲンビリア
ブーゲンビリア血潮の透ける如き赤 万斛   本当にブーゲンビリアか。なんか丈が高すぎるような…(3メートルくらいある) しかし、ウィキペディアにある通り、花弁に見えるのは紅葉した葉っぱだし、中に小さな白い花(こちらが本当の花)らしきものも見える。やっぱりブーゲンビリアなのだ...


My Photos 6 Music From "Ja Nuns Hons Pris"
under blazing sun two big orange drainage pipes conquered by pothos . The music is based on "Ja Nuns Hons Pris" written by Richard the...


今日の一句 タンブン
プラトゥーや出家念仏あげて喰う では太  生臭と言われる前に経をあげ 万緑   大方の予想と違って、戒律に厳しいとされるタイの小乗仏教は僧に肉食を禁じていない。檀家に供せられたものは全て頂くというのが原則だし、自らに供せられるために命を奪われたことを知らなければ、責任は生じ...


今日の一句 ノラ太トイレを探す
ノラ太シニア青葉のトイレを探しおり では太   カミさんは虫を取っているというが、自分はトイレをする場所を探しているのではないかと思っている。   では #俳句 #写真





















