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今日の一句 春の音
- Plaadipbkk
- 2017年12月29日
- 読了時間: 1分

ノラ猫の片耳立てる春の音 では太 実際、このノラ太シニアは、新参者の黒猫の出現に「アパートの飼い猫」としての地位を脅かされナーバスになっている最中なのだが、正月らしいおめでたい句にしてみた。 この句の春は、年賀状に「初春」など書くときの春ですな。しかし、日本で体感的にその頃春かというと、全然違うし、「暦の上では」という時には旧暦を使うから、その意味でも春じゃない。でも、年賀状には迎春とか書く。非常にややこしい。 俳句の季語というのは、ことほどさように現代の生活実感から遊離しているわけだから、堅苦しく考えずテキトーにやればいいのではないか。この句の場合、春ということで、正月らしい、おめでたい、明るい雰囲気が伝えられれば、それでいいわけだ。 逆に春と言わずに、同様のイメージや感覚を伝えるには、相当の字数が必要なわけで、それをやっていると俳句を作れない。 ではでは
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