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今日の一句 ブーゲンビリア
- Plaadipbkk
- 2017年11月16日
- 読了時間: 1分

ブーゲンビリア電柱の横に咲きにけり 万斛
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いくつか歳時記を見たが、ブーゲンビリア(オシロイバナ)は季語ではないらしい。字余りだが、ま、いいや。Wikiによると正確には「九重葛」と言う。ココノエカズラ、と読む。
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電柱の横にココノエカズラかな 万斛
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これだと、字余りは解消しないが、全体で17字になる。
最初に出てくる紫色の花は、タイで食用にする植物パクブン、つまりクーシンサイの花に似ている。(カミさんは違うというのだが、ここでは無視する。) 空芯菜は英語だとMorning Gloryだから、
タイヤ軋み朝顔の萼顫動す 万斛 トラック通る朝顔そっと揺れる では太
静と動の対比でやると
喧騒とその一隅の朝顔と では太 朝顔に見入る時間や音の消ゆ では太
禅問答的にやると
朝顔や無音の音に聞き入りぬ では太
肉厚の大きな葉の下で開花を待つ薄桃色の花は、チャンパ、ラオスやカンボジアの国花である。洋名はプルメリア。
見せたやな 開花待つ薄紅のチャンパ 万斛
また字余り。口直しに昭和万葉集から、
見せたやな さるすべりの花なよなよと 薄桃色に風にそよぐを
ではでは
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