今週の一枚 メロン入りかき氷
- Plaadipbkk
- 2017年8月24日
- 読了時間: 2分

これは、タイのかき氷、タップティムクロッープ。タップティムは柘榴(またはルピー)、クローップとは噛んだ時のサクサク音の事。赤い柘榴の実のような粒菓(本物の柘榴の実よりは大きめである)を細かくした氷に入れて食べることから、こういう名前になったんだろう。
高級タイ料理店のデザートとして出てくるときは、白いドクマリの花(ジャスミン)が脇に添えてある。だから赤と白のコントラストが美しい。
屋台で食べる時は、黒豆、干天、白玉、慈姑の実、杏仁豆腐、カボチャ蕎麦、レンコン等々、10数種類の具(トッピングという言うことにする)が用意されてて、選んだ数によって値段が違ってくる。
この日食べたのはショッピングセンターの屋台食堂街で売っているタップティムクロッープ。トッピングを3つ選べて値段は30バーツ(100円)である。これでも、通りの屋台で買うよりは少し高い。
ヤシの実のゼリーとカンテンの他に、テンタイ(แตงไท)を頼んだ。テンタイとは、上の写真にあるライトグリーンの果物で、ウリみたいな淡白な味だが、メロンのようにやわからない。シェイクした氷を盛って、その上から甘いココナッツミルクをかけて食べる。
メロンよりうりに近いと思ったが、調べてみると、テンタイは「マスクメロン」と同じ種なのですな。タイの農村でよく庭に植えている果物らしい。イサン(タイ東北地区)のように水利の悪いところでも栽培できるから、未だに天水に頼って米を作っているカミさんの実家でも裏庭に植えていると聞いた。
日本のマスクメロンのように甘くはないので、かき氷に入れて、甘いココナッツミルクやイチゴシロップをかけて食べるのだそうだ。しかし、確かに甘くはないが食感はメロンである。それに、市場などでトッピングにテンタイだけ頼むと、食べきれないほど入っている。結構、得なのではないか、これは。
ではでは
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