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カラワンの満月 訳詞

  • Plaadipbkk
  • 2017年7月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年8月10日


カラワンの「満月」(故郷を思う)

学生運動の闘士だったガ-・カラワンが、弾圧を避けて森に逃れていた頃、同志が作った詩に曲をつけた。そういう政治的背景に全く興味はないが、良い歌ですな、これは。カラバオバージョンの方が歌はうまいが、完全に商売だから、彼らの場合。やはり、ちょっと興ざめする。

月を見て故郷を思い出すというのは、我々の発想のひとつのパターンで、拉致被害者の曽我さんもそういうことを言っていたし、中国の高名な詩人も詩にしている。タイの学生運動の闘士も、月をめぐるアジア的情感から無縁ではなかったわけだ。

前置きが長くなったが、以下、私訳。全体的に自信がないが、「蝉の声」と訳した点は、特に自信がない(笑) 満月(故郷を想う)

満月が煌々と輝いている 空は乳色に美しく照らされ  そよ風が吹くといい気持だ 月の光が私に思いださせる 別離れてきたあの場所を むかし住んだあの家、野畑のことを

水牛たちのそばで焚き火をした その残り火はまだ消えていないだろう お月様よ、風にお願いして 火を燃え立たせておくれ そしてこの寒さを振り払っておくれ  私や同志たちが安らかに眠れるように

セミたちよ、大きな声で鳴いておくれ 何かを待ちわびているその声を 風が運んで、あの人の傍でささやいておくれ 私は今でも待ち焦がれているのだと 何があっても褪せることなく 我々が去ったあの場所を思っていることを

風よ伝えておくれ  恋い慕うこの私の心を 伝えておくれ、タイというこの国に、 あなた方から離れていった子供たちが もうすぐ帰ってきて、 母親の胸に戻るのだということを

เดือนเพ็ญ บันทึก 12 ปีคาราวาน.wmv

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