タクシードライバーのラストについて~LOOPERの記事より
- somsak7777
- 2021年9月24日
- 読了時間: 3分
タネアカシあり。
インターネット誌に映画「タクシードライバー」(1976)のエンディングに関する記事があった。オリジナル脚本を書いたポール・シュレイダー(映画「Mishima」などの脚本家、映画監督)にも話を聞いている、よく取材した記事である。
トラビィスは生き残ったのか、否か、という議論は、公開当初からアメリカでもずっとあって、要は、ヒーローになったトラビィスのエンディングの、颯爽と昔振られた女を振り返すところは、彼がイマワノキワに見た幻想だという説ですね。私も、この説に近い感覚を持っていて、物語のどこかから、映画は主人公の見た幻想に入っていくのだろうと思っていたた。というのは、ラストの描き方がヘンなのですね。言い方が変ですが、なんか空間が歪んでいる感じがする(笑)

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